ハマる! コーヒー+15分昼寝 | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

 

ハマる! コーヒー+15分昼寝

 

昨日の朝書いたブログに「GW直前のこの時期、雑誌業界は『GW進行』というスケジュールで地獄の1丁目状態だ」と書いた。私のようなフリーランスで「責任軽め」の人間でも3時間睡眠の連続ぐらいは当たり前、デスクとか校正・校閲さんとかの「責任重め」の人だと「1週間で5時間しか寝てない」という仙人みたいな人がザラにいた。

 

そんな奴隷船のような職場で、みんながどう「目を開けているか」といえば、それはもうカフェインの力にすがるしかない。最初はエナジードリンクあたりから始め、リポDの高いやつ、ユンケルと進んでいく。そのうちに「結局アレってカフェイン+糖類で、あとの成分なんてあんまり関係ないよね」ということを学び、薬局で無水カフェインの錠剤を買うようになる。

 

ただし、この「無水カフェインの錠剤」というのは“飛び道具”。薬局でも何回も購入していると「連用はやめておきなさい」とやんわり注意されるシロモノだ。カタギの諸君、もちろん受験生などの若い世代にはオススメできない。

 

どんなに忙しくても、眠らないと脳が疲れて仕事の効率が落ちる。そんなとき効くのが15分昼寝だ。

 

睡眠のリズムは1クールがおよそ90分だと考えられていて、その倍数で睡眠時間を決めると体に無理がかかりにくい。毎日3時間睡眠なら2クールは眠っていることになる。

 

頭が疲れてきたときは、1クールの1/6分だけ脳を休めるとリフレッシュするというわけだ。

 

だったら1/3の「30分眠っても大丈夫じゃないの?」と問われれば話は別で、30分も目を閉じちゃうと“眠りの彼岸”から戻ってこれない。つまり“あっちの世界”に入り過ぎて、アラームで目が覚めた後もかえって頭がスッキリしなくなる。

 

だから、入眠までの助走を考えてもタイマーは20分程度にセットしておいた方がいい。

 

この15分睡眠の直前にカフェイン(コーヒー1杯ぐらいでOK)を摂取しておくと、目覚めがさらにスッキリする。口から摂取したカフェインが腸管で吸収され、血液に乗るまでにおよそ20分かかると考えられているからだ。

 

つまり、カフェインの効果を活かすには「昼寝前にコーヒーを1杯飲んで目を閉じる」方が効率が良くて「目が覚めたらコーヒーを飲もう」では遅い、もったいない、ということになる。

 

もう最近は、そんなに追い詰められた生活はしてはいないのだが、普段の家事の合間にも、この15分昼寝を入れるとグンと効率が良くなる。それはもう、クセになっちゃうくらい「さぁ、がんばんべ~!」な気分にハマるのだ。

 

会社勤めの人ならお弁当を食べながらコーヒーを飲んで、午後の始業まで15分目を閉じてウトウトするとパフォーマンスが俄然違ってくるはずだ。会社や上司に「理解がある」感じなら、3時ごろに、残業があるなら5時ごろにも15分睡眠をとっておくとキビキビ働ける。

 

このとき1つだけ注意したいのは姿勢。「横にはならない方がいい」ということだ。ベストはゆったりとしたソファなどでの「寄りかかり寝」。本来、体を休ませるには仰臥の方が良さそうだが、これがまた「横になっちゃう」と、“あっちの彼岸”から戻って来られなくなる。つまり、爆睡して起きられなくなるので要注意だ。

 

スマホのアラームを使うなら、音だけでなくバイブも起動して、手に握って眠ったほうがいい。

 

もし、貴重な15分の睡眠中に電話やメールしてくる輩がいたら……末代まで呪ってやるがよろし。

 

 

↓横になったら負け。帰ってこられなくなる。