夏の滝汗を防ぐため、今始めること | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

夏のダラダラ滝汗を防ぐため

GW前から始める2つの習慣

 

汗の研究者としても有名な専門医に話を聞いてびっくりした。曰く「汗腺は人間の体の進化の最終過程でできたもので、実はまだ“不完全”。鍛えれば、その能力をフル活用できる」という話だ。

 

夏、ダラダラと玉の汗をかいてしまうのは、実は一部の汗腺が休眠していて、うまく稼働していないから。全ての汗腺が完璧に働いていると、汗はミスト状になり、そのまま蒸発してしまうので、ダラダラ流れない」というのだ。

 

●今ずぐ始める「汗時間」

では、全汗腺を稼働させるにはどうしたらいいのか? 答えは生活の中に汗腺をトレーニングする運動、「汗かき時間」を持つこと。遅くともGW前までには始めたい。運動はホットヨガでも、ウォーキングでも、エアロビクスでもいい。「軽く汗をかく程度」から始めて、「汗ダク」になるくらい続けると、休眠していた汗腺が目覚める。もちろん毎日続けると効果が高い。

 

 

●入浴は湯舟でゆっくり

運動のほか、入浴も効果的だ。シャワーで汗を流すより、湯舟にじっくりとつかって汗腺を活性化させる。このときに毛穴が開いて溜まっていた老廃物が排出されると、夏、汗をかいても「臭くなりにくい」というメリットも。のぼせやすい人は半身浴などで、できるだけ湯舟にしっかりつかる習慣を。入浴と運動は更年期の滝汗対策としても有効。

 

 

●わき汗、手汗が気になる人はボトックス注射

他の部分は大丈夫なのだが、わき汗や手あせなどピンポイントな汗が気になる人は専門医に相談を。一般的にはシワ取りなどに使われるボトックスという注射が部分的な大汗を抑えるのに効果がある。注射1回で1シーズン効果が持続。健康保険の適用はなく、美容皮膚科などで扱っていることが多い。「汗」「ボトックス」で検索すると、近くの医療機関を探しやすい。