発達・知的障害者向けがん保険がスタート | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

知的障害、発達障害当事者と

家族向けのガン保険を販売開始

東京海上日動、ぜんち共済

 

東京海上日動火災保険とぜんち共済は知的障害や発達障害の当事者、およびその家族向けのがん保険を販売すると発表した。(2019年7月4日づけ)

 

ぜんち共済は、知的障害者に特化した専門保険会社。2018年1月から東京海上日動の個人賠償責任保険をセットした「ぜんちのあんしん保険」「ぜんちのこども傷害保険」を提供するなど、知的障害者が安心して暮らせる社会を目指してきた。

 

こうした取組みを進めるなかで、「全国手をつなぐ育成会連合会」が会員を対象に実施したアンケ―トで、約7割から「知的障害などがあってもがん保険に加入したい」との回答が寄せられ、がん保険に対する加入ニーズが高いことが分かった。

 

また、同じアンケートで、知的障害者の家族ががんの重度状態となった場合に、成年後見制度の利用を望む声も寄せられた。それらのニーズを踏まえて東京海上日動とぜんち共済が開発したのが、「手をつなぐがん保険」だ。

 

「手をつなぐがん保険」の概要

(1)知的(発達)障害当事者向け

がん保険に加入する際には、がん以外の病気も含む治療状況等を告知する必要があるが、この保険では知的障害などの治療に関する告知を不要とすることで、加入しやすくなっている。

 

(2)障害者家族向け

既存のがん保険の補償内容に加え、家族ががんの重度状態(StageIV)となった場合に、障害当事者を被後見人とした成年後見制度を利用するための費用を補償する「がん成年後見費用等補償特約」がセットされ、家族のニーズにも対応した商品となっている。

 

この保険商品は、2020年1月1日始期契約より、ぜんち共済を引受代理店、全国手をつなぐ育成会連合会を契約者として、同連合会の会員およびそのご家族向けに販売される。

 

詳細

URL: http://zen-iku.jp/