カナダで一生分食べた手羽先 | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

今日は手羽先の日 手羽先、最近食べた?

カナダ時代思い出の味

たぶんもう一生分食べた

台湾風鶏手羽先の揚げ煮

 

カナダに渡った最初の1年はホームステイのお世話になったが、後半は学生同士でハウスシェアしていた。家は台湾人のおじさんの持ち家で、姪っ子2人がシェアのメンバーに入っていた。1人は台湾からの留学生、もう1人は台湾系カナダ人だ。他にカナダ人が2人いた。男女5人だ。

 

もう「昔の話だから」と言われればそうなのだが、カナダは食料品が安いし、当時、食品は無税だったので、毎月100ドル集めれば全員の食費を賄って、1回外食できるぐらいの余裕があった。

 

台湾女子2人は料理がうまいし、家主のおじさんがカナダの祭日や台湾のお節句には食事に呼んでくれるので、みんな台湾料理ならなんでも食べられるようになった。そう、鶏ならトサカでも、鶏足でも。そっちに水準が合っていると、手羽先(肉がついている)はご馳走でみんな喜んで食べた。財布にも優しいので、ハウスの食卓でもレギュラーメンバーだった。

 

 

一番人気があったのは、手羽先の揚げ煮。油で揚げた手羽先を八角の効いた甘辛いタレに入れ、圧力鍋で骨ごと食べられる柔らかさになるまで煮込む。好きなんだけど、みんな煮込むのが待ちきれない。キッチンで揚げたての手羽先をつまみ食いしながらいろんなことを喋った。学校の課題のこと、水道料金の請求のこと、そうじ当番のルーティンのこと、やっぱり恋バナが一番盛り上がる。いったいどのくらい恋の話を聞いて、どのくらい手羽先を食べたことだろう。

 

KFCで「胸ください」というと手羽が出てくることがあって笑う。揚げただけでクタクタになるまで煮込んでいない手羽先は、カリッとつまみ食い風味。かすかだが恋バナの味もする。

 

 

 

手羽先、最近食べた?

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