やる気スイッチ 朝シャワーでオン、夜湯舟でオフ | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

ADHDあるある

「やる気スイッチ」は

朝シャワーでオン 夜湯舟でオフ

 

毎度毎度で「しつこい」と怒られそうだが、ADHDのやる気スイッチは「オン」と「オフ」しかない。せめて扇風機並みに「切・弱・中・強」の4段階欲しいところだ。もう1つの難点は、なかなかオンになりにくく、一度オンになったら今度はなかなかオフになりにくいこと。

 

だが、これには入浴が効く。医学的には「自律神経」で説明がつき、ADHDでなくても寝起きや寝つきの悪い人、眠りの浅い人にもオススメできるメソッドだ。

 

●自律神経を復習しておこう

一番なじみがあるのは「自律神経失調症」という言葉だろうか。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があって、イメージとしては両者が“勢力争い”をしていて、しょっちゅうどちらが優位か入れ替わるということ。“失調症”とは、その勢力バランスが悪い状態のことだ。

 

すごく単純化すると、交換神経が優位になると緊張感が生まれ、やる気スイッチがオンになる。一方の副交感神経が優位になると、まったりリラックスしてくる。

 

●朝シャワーでスイッチオン

朝目覚めてボーっとしている状態は、まだ副交感神経優位だ。これを交感神経優位にして「やる気スイッチ」をオンにするには朝シャワーが効く。コツは「熱いシャワー」を「短時間パパッと浴びる」こと。ADHDでなくても寝起きの悪い人、午前中エンジンがかかりにくい人、睡眠障害で処方薬が出ていて「朝、すっきりしない」人などにもオススメだ。

 

 

●夜は湯舟で消灯モード

夜遅い時間になればなるほどエンジンがかかってしまう人、寝つきの悪い人には「強制終了」が必要。それには副交感神経を優位にしてくれる湯舟の入浴が有効だ。コツは「ぬるめのお湯」で「長湯する」こと。もう1つ大事なのはタイミング。就寝したい時間の少なくとも1時間前には入浴をすませておく。風呂から出たら、PCやスマホをいじらない。もちろんゲームもしないこと。

 

入浴剤も良いが、ラベンダーなどのリラックス系アロマを使うと、よりリラックスしやすい。「そんなに匂わない」「好きな香りではない」と感じても、臭覚でキャッチされるアロマの刺激は直接脳に働きかけることがわかっている。

 

 

 

私は「ただでさえ朝は時間がないのに、シャワーなんて無理!」と思っていた。だが、やってみたら、かえって短時間シャワーを浴びてしっかりスイッチオンする方が朝の支度がスムーズに進むことがわかった。

 

だまされたと思って、一度トライしてみては?

 

 

 

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