今日は象の日 駱駝より象だ、絶対に! | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

今日は象の日 

駱駝より象だ、絶対に!


 

●恐怖の駱駝キャラバン

象より駱駝に乗る機会のほうが早くきた。中国の鳴沙山という、シルクロードの入り口にある観光地でだ。三日月型のオアシスを囲むように白い砂の丘陵が広がっている。そこを駱駝のキャラバンよろしくグルッと一周するという趣向だ。動物園で大事に飼育されている2コブ駱駝は見たことがあったが、家畜の1コブを見たのは初めて。「思ったより小さい」(←チョロい)という印象だった。

 

ところが、背中にまたがった状態から駱駝が立ち上がるのが大冒険なのだ。遊園地のバイキングにスローモーションで乗せられたよう。よっ~~~こら~~~しょ~~~と、「キミ、それワザとだよね?」というくらい前後に揺すられる。かなりがっちりつかまっていても反動で砂漠にぶん投げられそうになる。現地の人は「駱駝にナメられるので、大きな声を出さないでください」というのだが、「にひゃぁぁぁぁぁぁっ!」とか「しええええええぇぇぇぃ」とか、変な声が出ちゃうのである。しかも座面はかなり高い。

 

歩き始めてもまた災難。駱駝は砂の間に「駱駝草」を発見すると猛ダッシュで突進して制御不能になる。「ダメじゃないかぁ!」とか背中でわぁわぁ言っていると、首だけ振り向いて(←ここだけヤケに器用)、鼻の真ん前でゲフゥゥゥっとゲップを浴びせてくる。これが臭い。涙出そう。

↓文句あんの?

 

●アイドル並みの“ファンサービス”

その点、タイのアユタヤで乗せてもらった象はすごかった。もともと頭が良い動物だが、とてもお行儀がよいのだ。

 

フィールドに入ってきたときから「ノリノリだぜぃ」。気のせいかもしれないが、象もちょっと楽しんでいるように感じる。私が手に持っているバナナは見えているのだが、「今日乗るパートナーの象にバナナをあげてください」と言われて差し出すまでガツガツしない。ちゃんとお礼もする。

 

↓かしこい、かわいい、臭くない!

 

なにより、出発準備がとてもやさしいのだ。熟練パイロットの離陸のようにスムーズで、あの「バイキング」っぽい乱高下がない。都内のタクシーにだって、もうちょっと荒っぽいドライバーさんはいるよなぁ、というジェントルさ。耳もとで「この先、揺れますのでご注意ください」というアナウンスが聞こえてきそうなほどスムーズだった。

 

ぐるっと散歩をして、最後に袋入りの落花生とリンゴをあげたのだが、鼻で器用に袋の中身だけを食べると、「はい!」って袋を返してきた。ゴミは持って帰れと。いやぁ賢いなぁ。

 

トドメはフィールドを出る像達がちょっと振り向いて鼻を振ってくれるバイバイ。ううう、おばちゃんまた来るよ。グッズも買っちゃいそう。あれが「演出」だったなら、なおすごいと思う。

 

 

 

 

 

象、触ったことある?

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