ウォークマンとヘッドホンの頃 | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

今日はミュージックの日←ゴロ合わせだな

 

 

SONYのウォークマンシリーズが発売されたのは1979年のことらしいが、実は「その前」に製品はあったと思う。1977年、中1だった私のクラスの男子は、毎日「もう食えねえ」というほどインスタントラーメンを食べていた。抽選でウォークマンの初代機が当たる懸賞があったからだ。

 

もう「神のお道具」だったウォークマンも、私が中3になる頃には普通に買えるようになっていた。とはいえ、値段は7万円ぐらいだった気がする。当時は今より物価が安かったから、本当に「お宝」感があった。失くしたら大変なので、みんな首からぶら下げていた。これにYMOとかEW&Fを入れて表参道あたりで遊ぶのが「ナウかった」のだ。

 

三十路に入る直前で会社勤めをやめて通勤がなくなったので、ヘッドホンで音楽を聴かなくなってずいぶん経っていた。少し前にオーディオヲタクな友達の「だまされたと思ってヘッドホンに3万円以上出せ。人生変わるから」という言葉にのっかって、清水の舞台から飛び降りた。

ヘッドホン「清水」は、確かに人生を変えてくれた。いやぁ、ヘッドホンの進化はすごいな。ヘッドホンなしで聞いて「なんかつまんない曲だな」と思っていても、ヘッドホンで聞くと「うぉわっ! 感動(涙)」だったりする。

↓私の「清水」

ちょいちょいヘッドホンで聞くようになって気がついたのだが、音楽には確かな癒し効果がある。それはもう、オペラのアリアからヘッドバンギングのデスメタル、セネガルのドラム、雅楽や民謡に至るまで、どんな音楽にも。つま先のほうから、ふつふつと沸き立ち、最後には体液を沸騰させて脳まで吹き上がるような快感をくれる。

 

今、ヘッドホンで聞いて「いいなぁ~」と思っているのは、コルシカ島の男性アカペラコーラスの「A Filetta」という集団。似ているようで、キリスト教のコワイヤとも、イスラム教のアザーンとも違い、そのどちらの要素も持っている不思議なコーラスだ。コルシカ島という特殊な立地だからこそ成立する音楽なのだろう。

 

↓おためしYOUTUBE

A Filetta Barbara Furtuna, Anghjulina

 

 

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