プロゴルファー石川遼選手の爆弾発言

「AKBに会いたい」

が今ひそかに話題となっている。

ファンミーティングでの一言らしいが
その場に居合わせたマダム達の間には

エエェェェェ (´Д`)ェェェェエエ

という悲鳴にも近いどよめきが起こったと言う。
まあ無理も無いだろう。

AKB48と言えば、やはりアキバ、オタクというマイナスイメージが強く、特に同じ女性なら眉をひそめる人も多い事であろう。
しかしこのAKB48、最近ではそのファン事情というのはガラリと変わり、20才そこそこのファンですら肩身が狭いほどに若い中高生で溢れ返っているのだ。



よって10代の遼君が興味を示すのも何らおかしな話ではないが、まだまだ世間様からは白い目で見られているのが現実。

しかしながら、AKB48にハマる著名人は少なくない。
南海キャンディーズの山ちゃんはAKB初期からのファンとして有名で、メンバーに「あ、またいる。」と思わせるほどの劇場常連。テレビでの公私混同ぶりで共演者からどん引きされているのは皆さんもご存じだろう。
さらに宇多田ヒカルが突然劇場に現れたり、瀬戸内寂聴も何回か劇場に足を運んでいる。
$パンドラの匣
海猿でお馴染みの伊藤英明に至っては、一般のファンが不気味がるほどのマジオタ状態。
「仕事の疲れが吹っ飛びます。」とAKB通いをしている局アナもいるのだ。

ではそこまで人々を虜にするAKBの魅力とはいったい何なのだろうか?

AKBの最大の特徴。それはほぼ毎日行われる劇場公演である。
ミニライブハウスのようなもので、一度劇場に足を踏み入れたら最後、その独特の熱と空気感にすっかりハマってしまう人が後を絶たない。
今や全国区となったAKBでも劇場公演は大切にされており、毎日テレビや雑誌に出ずっぱりの多忙メンバーですら公演にしばらく顔を出さないと「卒業した方がいいんじゃない?」と厳しいお声もかかるほど。

実はこの劇場公演はDVD化されており、ラッキーなことにようつべで視聴可能。
DMM.comでも毎日オンデマンド配信されている。


シングル曲とは違い劇場曲は80年代アイドル歌謡曲風の楽曲が多くどこな懐かしい印象。
ダンスナンバーや、泣き歌、秋元康お得意のカゲキな歌詞などジャンルは幅広い。
劇場公演はデビューから現在に至るまでほぼ毎日行われており、3000円(学生・女性・児童2000円)で約2時間のステージを楽しむ事が出来る。
過去の劇場公演曲を合わせると持ち歌は全部で250曲以上に上り、ファンによる人気投票で選ばれたBEST100が毎年カウントダウン形式のライブで披露されている。
◆最終ベルが鳴る
パフォーマンスレベルが最も高い体育会系チームとして定評があるチームK。主に二期生で構成されている。普段は猫かぶったようなアイドルちっくな子もステージに立つと目の色が変わってかっこいいダンスを見せるそのギャップがたまらないらしい。


◆Dear my teacher (2006年)
一期生を中心に構成されるチームA。人気上位メンバーの多くが所属し、今日のAKBを築き上げたチームとして一目置かれる存在である。
まさかこの中からNHK大河女優や人気雑誌モデルが生まれるとはこの時点で誰が予想出来ただろうか。


2005年に秋元康氏のプロデュースにより誕生したAKB48。
従来のアイドルとは違い、秋葉原に専用劇場を設け連日ライブをする「会いに行けるアイドル」である。
ドンキホーテ8Fに建てられたこの小劇場はキャパ250人。
最前列はステージまで70cmという近さも魅力的。

こちらの動画はAKB48の結成から初舞台の軌跡が描かれている。

AKB48と他のアイドルグループの大きな違いとしては、メンバーの大半はアイドル志望ではなく、あくまで芸能界志望であることだ。とりあえず漠然とした野望を持った女の子達が集まって来ているため、「オタク相手にアイドルを振舞っている」という感じでは無く、お客さんと一緒に成長していく、夢を追いかけて行く、という独特の一体感や親近感があるのが特徴。
無論AKB48がこれほどまでに有名になった今では「AKBに入りたい/アイドルになりたい」という志願者も多いが、オーディションではそのような自己PRをしてきた志願者はことごとく跳ねられたという逸話まで残っている。


さらにAKB48は、おニャン子クラブともモーニング娘。とも根本的に性質が異なる。
あくまで素人止まりのおニャン子に対し、モーニング娘。は徹底したダンス・歌唱レッスンで完成されたものを見せるプロ集団。
AKB48は素人の女の子を集めて来て、彼女たちがプロに成長するまでのプロセスを、毎日の劇場公演を中心に観客に見せる、という壮大なアイドル育成シミュレーションなのだ。

◆桜の花びらたち(2006年)
インディーズデビューシングル。


今でこそ全国区となったAKBだが、デビュー当時は客がたったの7名
メンバーの方が多いという実に笑えない状況がしばらく続いたのだと言う。

しかしAKBの噂は口コミで秋葉原を駆け回り、数ヵ月後には満員御礼。
CDデビューも果たし年末には初の紅白出場。
ととんとん拍子に見えたが、やはり世間からの反応はイマイチであくまで地下アイドルとしての名声に過ぎなかった。
その後はCDの売り上げも伸びず、しばらくは公にあまり姿を見せなくなる。

2008年頃から、CDに握手券を付けて大々的な全国握手会を開催。
これが功を奏してCDの売り上げを大幅に伸ばすとともに、新たなファンを増やして行った。
と、同時に付録で購買意欲を誘う売り方は反則では無いかと言う声も聞こえ始め、「AKB商法」と呼ばれ賛否両論を巻き起こした。

2009年には武道館でコンサートを敢行。
さらにNYとパリで海外公演も行い、パリでは7000人が大熱狂した。
10月にはシングル「RIVER」が初のオリコン首位を獲得し、年末には2年ぶりに紅白出場を果たした。

◆転がる石になれ
二期生中心のチームKが、一期生チームAと比較され一時は客の入りも遠のき悩むメンバー達を見かね、秋元康が書き下ろしたとされる。このようにメンバーやチームをイメージして書き下ろされる曲も多いため、本人達もファンの盛り上がりも半端無い。


◆制服が邪魔をする(2009年屋外コンサート)


◆ポニーテールとシュシュ
5月末発売のニューシングル。夏をイメージした少々安っぽい楽曲。
AKB48のPVは結構手が込んでいる物が多く、前回のシングルでは「スワロウテイル」や「花とアリス」を手掛けた岩井俊二が担当。


しかしこれほどにまで人気になっても、やはり彼女たちの原点は秋葉原の小劇場にある。
紅白に出場後、CDTVで天下のEXILEと共に生放送出演。すっかりアキバ発アイドルAKBも手の届かない存在になったのかと思いきや、番組終了後の深夜に彼女たちはおもむろに秋葉原に向かい、福袋に列をなすファンたちに一人一人カイロを手渡す。
彼女たちの中にはもうソロでレギュラー番組を張るほどに出世しているメンバーもいるが、このような地味なファンサービスも自然とこなし、「何時から起きてるの?」とフツーの会話をしてくれる。

秋元康曰く、東京ドーム公演をした後、また次の日には劇場でライブをしている。
というのが最終的な理想図らしい。

$パンドラの匣

遼君はまだ「興味がある」程度で、メンバーの名前すらろくに知らないらしいが
「ファンがあって私たちがいる、という姿勢が凄い」と何やら感銘を受けているようだ。
週刊誌によれば、こまめにAKB前田敦子のブログをケータイでチェックしているそう。
どっぷりつかってしまうのも時間の問題かもしれない。

石川遼と同世代で活躍するアスリートと言えば、スケートの浅田真央。
彼女の故郷名古屋・栄にも2008年にAKB48の妹分アイドルSKE48 が誕生した。
まだまだ全国区とは言えないが、こちらも栄に専用劇場を構えてライブを行っている。
「ステージから風が吹いてくる」と称されるSKE48はダンスレベルも高く、全体的に凛とした雰囲気。
地域密着型アイドルとして名古屋ローカルなどで精力的に活動している。
◆強き者よ(2009年)


さらにさらに、2009年に誕生したのはAKB48の姉貴分ユニットSDN48。SDNとはサタデーナイトの意味で、その名の通り土曜の夜を中心に公演を行う18才未満立ち入り禁止、メンバーは20才以上のちょっぴりアダルトなアイドル。
元社長秘書や詩吟師範大、20才の新妻、現役女子大生、元売れないアイドルなど異色の経歴を持つメンバーが多数在籍。AKB48から左遷?されたメンバーも数名在籍している。