こちらは要介護度5の実母の病気や入院生活、自宅介護などについてつづっていたブログです。
母は2021年10月に心不全で亡くなりましたが、現在もときどき母の介護の振り返り記事等を載せております。
9年前に亡くなった伯父は、椿や山野草などをこよなく愛していたそうで……
かつては自宅の周りをぐるっと植木鉢が囲み、水やりに1時間以上費やすほど
亡くなったあと、その大量に残された鉢物を叔母がなんとか整理していったものの、昨年の春の段階ではまだいくつか残っておりました。
よくブログに出てくる叔母は、この亡くなった伯父の義理の妹
残りも片付けたい、と叔母がいうのでとりあえずテキトーに庭の空いているスペースに植えてみました。
叔母は「捨てていい」っていったけど、それはちょっとカワイソウだったので
そのひとつ、サンジソウ。
………………
ほかの草花も鉢から移して地植えしたものの、上の写真のようにどうも雑草感が漂う雰囲気になりまして
それでなくてもこのスペース、雑草がモリモリ生えるし。
このまま放置すると、せっかく地植えした花々も雑草に埋もれて荒れ放題になっちゃう……
で。昨年、2023年6月。
タイトル通り、なりゆきと思いつきでナチュラルガーデン?的に仕上げることにしました
それから1年弱。2024年5月……
こうなりました。
雑草取りがラクになりました
before
放置していたら春夏には草まみれになるところでしたが
after
間にちょろっと伸びた草を抜けばいいの
最初はわたしがスコップで地面にアウトラインを描き。
夫が土を掘って盛ってくれました
右下のが伯父が残した鉢の一部。
ユリ、バラ、ギボウシ、ホトトギス、シマツルボ、ハクチョウゲ、草花火、ネジバナ、サンジソウ、ボケ、ムスカリ等々ありました
すると。
「石で囲った方がそれっぽくなるよね♪」
と張り切り出した叔母が、知り合いの業者さんにぐり石を1リューベ頼んじゃったので
リューベ=体積。㎥。立米(りゅうべい)
つまり山積みの石が来た
夫がコツコツ敷いてくれました
伯父が亡くなって数年。
鉢の中でひっそり息をひそめるようにしていた花々が……
庭に植えたら超元気いっぱいになりました
まるで別人
この庭で作業をしていると、ときおり横を通るご近所さんが「あら~ステキね~」などと声を掛けてくれますが……
おそらくわたしのことを「花が好きなのねえ」なんて思っているのだろうなあ
実態は……
花が好き!と言えるほどの熱量はないし。
ガーデニングなんてやったこともないし。
草花にも詳しくないし。
ネットでちらっと調べただけで植えちゃってるし。
苗も見切り品コーナーで50円とか100円のを多数買ってるし。
とまあ、伯父の遺品?整理と雑草対策がベースのにわかガーデニングなわけでありますが。
この春、まあまあ形になってきたところです
じぶんの中では「趣味」とはいえませんが……
叔母が「毎日庭を見るのが楽しみ」と喜んでいるようなので、嫌気がささないようほどほどに庭づくりに付き合っていこうかと思っています。
実際、草花を植えていると格段に雑草は生えにくくなるのでかなり楽になりました。
あまりにも繁殖が旺盛すぎて、あとから除去するのが大変になるものは避けています
単に雑草の抑制のためなら、グラウンドカバーになる植物をいくつか植えるだけでも負担軽減になります。
それにしてもねえ……
伯父は鉢物のほか、槇・椿などの庭木もたくさん植えていまして。
今でも叔母が一年に一回、植木屋さんを手配しています。
6、7万円もかかります
たくさんの庭木や鉢植えなどを残されると、家族にとってはけっこうな負担だなあと感じます
大木に育ってしまうと抜くのもカンタンでないし。
鉢物も誰かが欲しがるような高価な植物でない限りは処分をするしかないし。
高齢になって自分で世話ができなくなれば、家族が代わりにやらなくてはならないし。
近所にも大きな庭木でいっぱいの家がありますが、それらに興味がない同居の子どもにとっては「負の遺産」にしかならないだろうなあ……
元気なうちは相談しづらいかもしれませんが、伯父のような道楽を抱えている人には少しずつ整理をするように促した方がいいかもしれないですね
▼少し前にちゃんと宿根草の庭づくりの本を買いました
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