こちらは要介護度5の実母の病気や入院生活、自宅介護などについてつづっていたブログです。
母は2021年10月に心不全で亡くなりましたが、現在もときどき母の介護の振り返り記事等を載せております。
先ごろ、横須賀美術館へ行ってまいりました。
お目当ては現在開催中(4月7日まで)の「日本の巨大ロボット群像」展。
ロボットは夫の大好物です
『鉄人28号』や『マジンガー Z』、『機動戦士ガンダム』など、日本独自の進化と広がりを見せてきたロボットアニメついて取り上げた展覧会です。
空想上の存在であるロボットに多くのファンが魅了されたのは、映像に「リアリティ」を与えるための創意工夫が凝らされ、細かな設定やメカニズムをもとにデザイン・表現がなされてきたのがその理由だとしています。
今回は200点ほどの原画や資料を展示、ロボットの大きさやメカニズムについて検証する内容になっています。
わたしのお気に入り
「ルパン三世 PART2」
第155話 「さらば愛しきルパンよ」に
登場するロボット兵・ラムダ
この横須賀美術館を設計したのは建築家の山本理顕さん。
今月「建築界のノーベル賞」ともいわれるアメリカのプリツカー賞を受賞したと発表があったばかりです。
このプリッカー賞は、これまで丹下健三や安藤忠雄さんらが受賞しており、日本人としては9人目となります。
山本理顕さんは公共施設や学校なども多く手掛けており、環境や人、コミュニティーなどつながりを重視した設計をしておられるとのこと。
横須賀美術館は、目の前に東京湾、周囲を緑あふれる観音崎公園に接している解放感のある立地にあります。
ガラスを多用した建物は、海や空と溶け合っていてまるで異質性を感じさせません。
解放感のある、とても居心地のよい美術館だと思います
わたしは2回目の来訪です
美術館のあとは、観音崎公園を散策
観音崎周辺は首都・東京や横須賀軍港、横浜を守るための重要な防衛拠点とされ、明治期から陸軍によって多くの砲台が築かれた場所です。
突端にある建造物は潜水艦の音を探知するための聴測所。
以前『ザ!鉄腕!DASH!!』で取り上げられたことがあるのでご存じの方もいらっしゃるのでは
東京湾口を守るための軍事施設は対岸の千葉県にも置かれています。
先日ブログでふれた富津岬にも砲台が築かれました。
千葉県富津岬。その先に海堡という要塞が作られました
観音崎公園内には砲台跡以外にも様々な戦争遺構が残されていますが、現在では観光や地元の人の散歩など、自然を満喫できる場所としてにぎわっているようです
青空によく生える白亜の観音崎灯台
園内の遊歩道はなかなかのアップダウンで、日ごろの運動不足のカラダにとても効きました
せっかくのよいお天気なので、この日のお昼ごはんは海を眺めながらお弁当……
ではなく、セブンイレブンで買ったサンドイッチ、サラダを食べました
そう、海辺と言えば。
……ヤツらが襲ってくるエリアです。
あらかじめ用意していった防御アイテム・日傘を開き、敵に見えないように袋からサッとサンドイッチを取り出すなど臨戦態勢での昼食タイム。
フフ、わたしの作戦は完璧!
と悦に入っていたところ。
夫が声を上げました。
「あっ! ひと口しか食べてないのに~」
夫が手に持っていたハムカツサンド……トンビにさらわれちゃった
ハムカツサンド、3切れ入りで良かったです。
すごいなあ、トンビ。
日傘のちょっとしたすき間から狙ってきおった。
みなさんも海辺などでお弁当を広げる時は大きな傘を持って行った方がよござんすよ
というか、けっこう辛子のきいたハムカツサンドだったけど……トンビは大丈夫なのかしら
夫が激落ちくんを目にするたび「これを三角形に切って手に持ち、ヤツらにひと泡吹かせてやりたい」と言っています
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