25年前・・・といえば、私は何歳??(22歳!?)

 

当時ムシャクシャすることがあり、”厄落とし”と称して買ったバッグ。

自分に対するプライドと自尊心が底辺まで落ち、それをアップさせたかったのだ。

 

お高い物を持つほど大した女ではないのに

「私はPRADAにふさわしい人間なのよ!」と無言のアピールをしたかったのかも。

こういう時のブランド品への執着は凄まじい。

でも、思い切って手に入れることで、

自分がちょっぴりでも上のステージへ昇華できるのなら・・・

そう思わせてくれるのがブランドの持つパワーだと思う。

 

ちなみにこの頃のPRADAは、キルティング+チェーンのバッグが巷にあふれていた時代。

自分が持つなら絶対レザー!と思って選んだもの。


サイズは500mlのペットボトルが横に入るくらい。

大きすぎないので背の低い私にはベスト。

通勤にはこれで十分!・・・のはずが、貧乏性の性格が顔を出し

使ったのは10回くらい。トホホ

 

でも、物は使ってナンボ。

今日は10数年ぶりに使ってみた!

 

購入した22歳の、とんがった自分 ブランドの力に負けていた自分 はもういない。

今は肩肘はらずに、エレガントかつサラッと使える。

自分が大人になった証拠なのだ。