2025年12月29日(mon)
年末年始の休業が始まり、職場の仲間に木曽谷のすんき漬けを味わっていただこうと小旅に出ることになった。しかしその前に、JR篠ノ井線塩尻駅で下車し、市街地にある気になっていた場所に寄っていくことにする。
それは駅から徒歩10分ほどの市街地にある銭湯「桑の湯」。昭和4年(1929)創業の老舗だが、昨年5月に廃業してしまった。ところが年末になって銭湯再生に取り組むベンチャー企業が引継ぎ再開することになった。
営業時間は、なんと朝5時から深夜1時まで。そんなに張り切って長時間に亘り営業して経営は大丈夫かと心配になるが、昼飲み前に入浴できる我々は有り難くそれを享受する。(写真/玄関には門松も飾られている)
銭湯の再生を請け負う企業だけに、桑の湯のオリジナルタオルを作るなど、顧客満足度を高める試みには余念がない。私はそれと同時に、ロビーの片隅にある冷凍ショーケースに缶ビールがあることをチェックする。
■ 桑の湯のウェブサイト
混む時間帯ではないと思っていたが、年末休業に入っていることも影響しているのか、それなりに人が絶え間なく訪れてくる。そのほとんどが地元の人らしく、こうして利用されているのは嬉しくもある。(写真/風呂上がりに缶ビールで乾杯する)
男女共有のロビースペースの三方の壁に物凄い数の漫画が配架されている。SNSには「これなら一日居られる」とコメントが投稿されている。まあ一日は大袈裟だとしても、休憩を挟んで二度入浴する人は少なくなさそうだ。
さて、中津川駅行きの普通列車に揺られ、木曽福島駅をめざす。やって来たのは有難いことにクロスシートを備えたJR東海の車両だが、松本駅始発なのですでに席は埋まっている。ところが突然、男性が出発前に席を立つ。おそらく乗り換えのためギリギリまで座っていたのだろう。その場所をゲットし、有難く缶チューハイを開ける。
今冬 二度目のすんきを味わいに Vol.2に続く






