儲かりまっか?―ミャンマーの刑務所で― | ぽたらか

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ミャンマーヤンゴンの警察官は平均月給15000円だそうだ。露店の野菜売りのおばちゃんより安い。イメージ 1だから、軽微な犯罪でしょっ引いてブタ箱に入れる。飯は出さない。家族が毎日食事を運ぶ。ただで差し入れはさせない。「今日は日曜日だから面会が多いぜ。」
とばかりに小銭を数えている警察官に「儲かりまっか?」と声をかけたら、日本語はわからないはずだけれど、
ニヤッとして振り返った。   
東南アジアはどこも同じ。 警察官でも裁判官でも学校の先生でも役人でも。給料が安すぎるから、賄賂がないと家族が養えないのだ。  
ミャンマーのラカイン州に〇財団はロヒンギャを追い出した跡地に100校の小学校を建てるという。紛争の前にはロヒンギャもラカインの子たちも一緒に学校で学んでいた。最初から分離して住んでいないから当然だけれど。
新しく建てる小学校には誰が学ぶのか?学校の先生はいるのか?よくわからない。
仮に500万円で小学校を建設するとして、先生もいないし生徒もいなくて無駄になるよりは、学校の先生3人につき一人3万円給料あげれば、5年間維持できる。建物は腐るほどある寺を使えばいいんだし。と思うのだが。

カンボジア老人ホームは建物を寺に建てて、村の雇用につながるように世話をしてくれる人の給料と米は安く仕入れる方法があって、あとは畑で自給自足。で月5万円を支援していくつもりだ。それで20~30人は養えるそうだから。日本のNPOが一方的に援助するわけではない。建物だけを建てて、それでおしまいというわけでもない。
あくまでカンボジアのオンカー(NGOのこと)が主体となって、しかもそのオンカーのスタッフはポルポトから親を殺されたバイクタクシーのおっちゃんたち、みんなホームレスだ。みんな年寄りには親をだぶらせるのか、めっぽう弱い。善行を積むということに誇りを持っている。そんな彼らに任せて、私がしゃしゃり出るより、その5万円をへそくってせっせと送るため、あとちょこっと日本で頑張る。頑張ることがあるってのは幸せなんだなあ。