ホームレスなんていうな! | ぽたらか

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ホームレス支援法の暫定期限がきているが、本当は施行される前にもっと、ホームレスの定義を論議してもらいたかった。そもそも厚生労働省のホームレス白書には『ホームレスとは公園や河川沿いに起居する者』とある。で、ホームレスであることを証明するには、自立支援センターの施設長の証明でなければいけないときた。

ホームレスとは、公園や河川沿いでテントを張って暮らす人々のことで駅で、段ボールを敷いて寝る人やドヤや宿泊所にいる人ではなく、ましてやネットカフェや24時間営業の店で夜を明かす人でもない。車上生活を余儀なくしている人でもない。じゃ、テントを張って暮らしている人たちでも自立支援センターに入所するのを拒否していれば、路上生活をしていてもホームレスではないわけか?

もっともホームレスだと証明をして貰っても別段なんの得があるわけではない。むしろ、そんな証明されたら、就職できなくなってしまう。

日本の場合はホームレス=路上生活者ではなくて、住居不安定者(ホーム・アンスティブル・パーソン)というべきだろう。ホームレスというから、いかにも浮浪者みたいな、好きでやっているだらしない人たちという偏見で見られるのだ。今や日本にはそういう人たちはいない。

もし、疑問に感じるなら、駅の構内で夜を明かそうとしている人に声を掛けてみるがいい。「あなたはホームレス?」と。殆どの人が首を横に振ることだろう。「いや、家はあるんだ。出てきてるだけ。」「職を探しているだけだよ。」失礼な!と怒られるかも知れない。

大事なのは住居不安定者に対する現実的な救済策。