生きるのが精一杯で自殺考えられない-インド | ぽたらか

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10月28日ネイティブアメリカンのイレーヌさんの講演が開催されるが、特別ゲストのインド僧 ケンボディ師が10日来日し、主催者である墨田の下町おばちゃんたちと打ち合わせを兼ねて食事をした。


話は講演のテーマ「生きる」について話が及んだ。おばちゃんたちの世代は日常的に死があったし、家族を守るためにせいいっぱいだった。なぜ、親が子を殺し、子が親を殺し、日本では一日で100人を超える人たちが自殺をしていくのか。

インドでは貧困や差別の問題が日本とは比べものにならないほど、多いと聞く。「インドでは自殺はどうなの?」とケンボディ師に聞くと、「インドでは20人人殺しをしても、裁判に勝つと無罪になるんです。理不尽なことは当たり前の社会です。そんな中で差別を受けている人、貧しい人は生きていくことで精一杯です。自殺を考えているひまがありません。ただ、一部の上流社会の人々の中で自殺者が増えてきましたが。」

「オオーッ、」私たちは圧倒された。なるほど、豊かな国ほど自殺者は多いのか。そういえば、我々の子供時代はベビーブームでクラスの子供は多かった。いじめもダイナミックで、私も石を投げられたこともある。でも、ある日毅然と立ち向かえば、いじめっ子はその日から私の子分になった。

こんな卑怯で陰湿な事件など考えられない時代だった。時代は逆戻りは出来ない。でも、もう一度私たちは立ち止まって振り返ってみるのも必要なのではないだろうか?