ワカメ。平均的中学校に通っております。
公立出身のサザエが、どんなところで、私立平均的中学校で「これは良い!」と感じたか、列挙しようと思います(学習面で)。
・数学、英語の小テストが多く、不合格になると、合格するまで何度でも再試があること。
・テスト(小テストも)の間違い直しのレポートを提出させること(評価対象)。
その際、どこが?なぜ?間違えたのかを列記しないとレポートの評価が上がらないこと。
・宿題と称して、予習復習をさせていること。
また、テスト前にも宿題があり、その宿題は試験範囲の総復習になっていること。
宿題は、必ず間違い直しも合わせて提出することになっていること。
(→子供は、宿題が試験勉強になっていることに気づいていません(笑))。
・毎日?英語の単語、国語の難語、漢字のテストが繰り返しあること。
・国語で、作文?意見文?の授業があること。
ワカメのような、勉強方法が全くわかっていない子にとって、このカリキュラムはものすごいと思っています。
そもそも、勉強のできる子と普通な子の最大の違いは。。。
問題集をやる際に、問題を解いて、丸付けをしただけで安心する子(普通の子)と問題を解くだけでは全く意味がなく、その間違った問題を今後の勉強に結びつけられる子(優秀な子)であると思っています。
残念ながら、ワカメの小学校時代、問題を解くだけで勉強した感いっぱいで、「間違い直し」から本当の勉強が始まることがわかっていませんでした。
もちろん、小学生のごく一部(超優秀クン)を除いて自らそれが出来る子はほとんどいないんじゃないかなあ。とは思いますが。
そんなワカメですが、テストの間違え直しレポートの評点をあげるために、どうやって、レポートをを書けばよいのか学んだことによって、問題集を解いた後の丸付けおよび間違い直しの取り組み方が変わったように思います。
それも学校の宿題なので、無意識に(笑)
一見、宿題が多いように見えるのですが、自学自習が身についている子にとっては至って普通の勉強です。
ワカメは宿題でないとやらないので、宿題にしてくれて、ありがとうございます!って感じです(笑)
自ら進んで勉強が出来る子でなければ、強制的にやってもらうことで、知らず知らずのうちに、勉強ってこうやるんだ!とわかるのかなあ?と思っています。
(現時点でわかっているかどうかは疑問(笑))
それと、毎日の小テスト。漢字や単語はどこでもやると思うのですが、難語(国語)も繰り返しやることに驚きです。
大学受験時、サザエは国語が苦手でした。物語文はいいんです。評論文、チンプンカンプン。日本語なのに読んでも何を書いているのかわからん状態。よしもとばななは、読みやすい文を書くのに、なぜ、とうちゃん(吉本隆明)は敢えて難しい言葉を使って書くんだろう?と思っていたのです。
今振り返れば、私が難語を全然わかっていなかったんですね。
そう考えると、国語を解く上で、やはり難語は重要なんだなと今はわかります。
ついこの間まで、わかっていませんでしたが(爆)
その難語が、朝の小テストに組み込まれているって、ありがたいなあと思います。
もう一つ、「意見文」を書く時間があるんです。
いつも宿題で書いているのをこっそり読んでいるのですが(ワカメには内緒です)、徐々に文章の構成が出来てきたなあ。と思います。
公立中出身の私には、びっくりの授業内容です。
でも、本人がこれらのことを有り難かったなあ、と気づくのは大人になってからでしょうね。
サザエも、アラフォーになってようやく、効率的な勉強法がわかってきた気がしますから(あくまでも、「気」だけですが)。
面倒見の良い平均的中学校。
探せば、穴場学校はまだまだありそうですね。
「私立の面倒見」ってこういうことなんだ。と公立で雑草のようにたくましく育ったサザエにとって、色々なことが新鮮です!