前回の告知通り、今回は私が大学生活を数ヶ月してみて気がついた、浪人して(特に二浪して)大学に入学した後に気がついた、コミュニケーションで役に立ちそうなことをまとめてみました。友達、できます。
私は浪人の2年間ほとんど人と関わらずに生きていたので(特に2年目は家族と予備校のクラス担任以外と一切話さなかった)、受験が終わってからも人とまともに会話できるかすら不安でした。実際、対面でのコミュニケーション能力は低下していて、知り合った人であっても気負わずに会話ができるようになるまで時間がかかりましたし、二浪であることによるコミュニケーションの失敗もちょくちょくありました。が、現在、なんとかなっています。
コミュニケーションのやり方というのは自分自身なので、この通りにやらないといけないわけでは決してありませんし、ここに書かれた失敗例をやると友達が消えていなくなるわけでもありません。受験生の方は気晴らしに読んでもいいですし、「友達できるんだ」とだけ思って読むのをやめても全然OKです。晴れて大学入学の際に思い立ってこの記事に帰ってきてもらったりしたら嬉しいです。受験期真っ只中の今ですが、「大学入れても友達できるかどうか不安」みたいな人の安心になったらいいなと思います。
いくつか箇条書きにしていきますね!
これはたぶん、多浪生や浪人生に関係なく多くの人に当てはまることだと思います。が、強調しておきます。
大学の新入生との顔合わせの時やサークルの新歓などの時は、みんなお互いが知り合いではないので、とりあえず誰かに話しかけた方が良いです。いっちばん最初に話しかける相手は同性だと警戒されにくいかもですが、気をつけるのはそのくらいです。ここで(「誰やねんお前」とか思われるかな…)と、思ってもいいですけど、思っても突撃しましょう。初めましての会で知らない人から話しかけられて「誰やねん」と思う人は、私の体感ですがほとんどいませんし、初めましてで機会を逃してしまうと、後になって知り合いを作る方が難易度が高いんです。誰かに話しかけてもらえる場合も多いですが、話しかけてもらえない可能性を取るべきではありません。話しかけられなかった場合、終わるので。ちょっとお互いに話しかけない無言の時間が続いたくらいでためらってはいけません。大抵の場合、お互いに話しかけたいけど先に話しかけられないかなと思っています。
3月4月ごろの大学初対面で使いやすい、無言を埋めるセリフランキング(私調べ)ですが、1位:「サークルとか考えた?」 2位:「履修登録(または何かしらの入学手続き)むずくない?」 3位:「もうこの大学に知り合いとかいる感じ?」4位:「授業何取る/取ってるの?」です。その大学への進学者がまあまあいる高校出身の人だと、高校名の話から、「あ、○○って知り合い?(代が違うので知り合いじゃない)」になりがちなので、それを避けたい人は気をつけましょう。気にならなければそこから浪人の話につなげるのも全然ありです。
初対面の会、気合入れていきましょう。ただ、友達作ろう期間を逃してもそこでそのコミュニティでの友達作りが唐突に不可能になるわけではないです。みんなしばらくは交友を広げようとしてますので、ちょっと乗り遅れたぐらいでたじろぐ必要はないです。なんだかんだなんとかなります。
こんなことを言っておいてあれですが、私は自分からは話しかけることに成功したことはほとんどありません。私が生きていけているのは、私に話しかけてくれた多くの「初めまして」だったみなさんのおかげです。話しかけてくれた人ありがとう。ほんとに。
2. 浪人の事実を押しすぎない
特に浪数が重なるとこれに気をつけた方がいいと思います。一番最初の自己紹介や出会って初日の間に自分から年齢や浪人(多浪)の話を持ち出さないことをお勧めします。浪人か現役かの話になることはあるかと思うので、そうなったら何年かはあえて言わず、浪人であることだけを言えばいいと思います(嘘はついてないので)。これは明確に理由を説明できないのですが、こういう風にした時の方がコミュニケーションがうまくいっている例が多いという体感です。きちんと自己紹介で多浪や年齢を言いたい場合でも、その話題に全振りしてしまうと気まずい空気になります。圧倒的な浪人についての知識量や体験の差があるので。さらに、大学が始まってすぐの時期だと特に、「年上だけど同級生」との接し方に慣れていない現役生も多いので、あまり共有できない話題は避けた方がいいというのもあります。また、年下同級生との間で発生する可能性のあるイベントである「敬語使った方がいいですか」事件を避けたい人(私)のための、相手が自分の年齢を知らない間にタメ口で自分と話すことに慣れてもらっちゃおうという、成功しているのかよくわからない(私の)目論見が入っています。
全く正反対のことを言うようですが、嘘もつかない方がいいです。そもそも年齢を隠し切れることは、私の体感だとあまりないです。言及していなかっただけなら後からバレるのはいいですが、「嘘をついていた」となると言い出しにくいし、自分から言い出す以外の方法でバレた時にけっこう難しい感じになります。明言を避けられる場合は、不自然にならない程度に避けるか、複数人の会話ではちょっと静かになってもいいです。私は一応嘘はまだついていないので、私としては言わないといけなくなった時は嘘をつくよりかは言ってしまう方がマシな気がしています。これはどうか自信がないですが…。私の経験の中だけの話だと、私が年齢を大学同期に公開した時に起きた中で最悪の出来事は「3秒間の沈黙」でした。大学生活の中の3秒なんて全然大したことないです。
ちなみに、今のところ私には「敬語使った方がいいですか」事件は一回しか起きてません。それも初対面で、友達の友達ですらなかった人にいきなり年齢がバレたときだけです。さっきの目論見、成功してるのかも…?
前の項目を推敲していて思いついたのでこれも書いておきます。最終的に年齢などをどのくらいオープンにするかは皆さんの自由なので、これは主に全面的に公開する場合の話ですね。
年齢公開のパターンにはいくつかあります。ダイレクトに浪人か現役かの話になる、(まあまあその大学に進学者がいるなどの場合は)高校同期(だと相手が思っている)人の話から辻褄が合わなくなる、ちょっとしたジェネレーションギャップ(私の場合、高校生活はコロナ以前だったことなど)、成人式の話題などなど…けっこう意外なところから年齢がバレたりします。最初からしっかり隠すなら慎重を期すでしょうが、そうでない場合はいつ誰にバレても慌てずに気まずくない対応ができるように心構えした方がいいと思います。
それで対応ですが、その話題を今後相手にどのように扱ってほしいかによります。ふたつに分けておきますね。
①気軽に扱ってほしい場合
私は①の方が多かったですね…同期とだけのクラスや一年生の必修授業ではこっちでした。「まるでなんでもないことのように振る舞う」、これが個人的に最強です。相手が聞き出すような感じになってしまった場合でも、こちらから切り出した場合でも、今のところまあまあ最善に近い結果を出してくれてます。例えば私の代なら、
「あ、私二浪してるんだよね」
「えぇ…」
「そうそう、だからセンター試験受けたことある笑笑」
「ああ、確かに笑笑」
っていう定型句が使えます。仮面浪人や宅浪、社会経験などの道のりがある人はここでその話題にすれば盛り上がりやすいと思います。(純浪はここでの話題があまりなんいですね、、、)このパターンはいくつかありますけど、自然にやれればなんでもいいです。一言目が自虐でもなんでもいいので、最初の段階でなんとなく相手に「その話題に触れていいんだな」と思わせたらその後はなんとでもなります。特に相手が聞き出したような感じになってしまった時は相手もかなり気まずい感じになってる場合が多いので、こちら側から気楽な空気感を出してあげると優しいと思います。まあ、私の感想この話題が初出の時はやっぱり難しいですね。本当は適当な気持ちでいられるのが一番なんですよね…
また、気軽に年齢の話題を扱ってもらうことの気付きにくい問題点として、「年齢を隠している人が同じコミュニティにいた場合、ずっと気まずい思いをさせてしまう」というのがあります。
②あまり触れて欲しくない場合
これは難しいのですが、「ちょっと気まずい空気を出す」くらいしかやることがありません。気まずいです〜〜〜〜という空気を出しただけで察してくれる人は察してその話題を避けてくれますが、どんなに頑張っても察してくれない勘の鈍い人もいます。なんなら人が避けたい話題を避けてあげようという優しい人ばかりかどうかもわからないので…気まずい空気を出しつつ無言になっていけば気づいてその話題を避けてくれる人が多数派だとは思うのですが。
4. 自分を卑下しすぎない
これは私が失敗しまくった末に気がついたことで、今でも気をつけるようにしています。
大学に入ってから同級生の同い年というのは、想像していたよりはいるもののやはり多数派なわけではなく、どうしても年下が多いので、卑屈になったり謙遜しすぎたりしがちです。特に周りで現役生が謙遜し出すともっと謙遜しないといけないような気になったりします(私だけかもですが)。浪人中気が付かないうちに自己肯定感が削られている人も多いと思うので、無意識のうちに浪人前より自己否定的な考え方をしがちになっていたりするかもしれません。が、あまり人と話す上で大げさに卑下しない方がいいと思います。これは単にコミュニケーションのコツであって、ご自身で内心どう思うかとは別で考えてください。
謙遜は円滑なコミュニケーションにおいて必要なことも多々ありますが、やりすぎて卑下になってしまうと、場の空気が重くなってコミュニケーションがギクシャクしてきてしまうことがあります。
一回言えば、謙遜は十分です。相手がやってくるなら乗っかっても良いと思いますが、何度も繰り返したりやりすぎないことです。
この辺りの反応(?)は人によって様々で、私と同い年や年上で入学された方でも全く卑屈にならずに大学生活を送れている方もいますし、一浪やあるいは現役でも、東大で周りの凄さに押されて過度に謙遜するようになる人もいます。心の中で何が起きているのかは本人を含めて誰にもわからないことだと思いますし、今受験生の皆さんが大学に進学されたのちにどのような心持ちになるかは分かりません。こればっかりはその時の自分と相手のコミュニケーションの様子をちょっと客観的な目で見てみて、考えるしかないですね。
もっと言ってしまうと、あなたが卑下していた方がうまくいく関係性があったとして、それってあなたが自然体でいた方がうまくいく関係よりも優先するべきなのかどうかも、検討の価値があるなあと、最近思ったりします。あなたが卑下していれば、そのあなたの状態でうまくいく関係性の相手とのつながりが深まるし、あなたが謙遜しなければ、あなたが謙遜しない状態でうまくいく関係性の相手との関係が深まります。
一般的すぎてアドバイスになってませんが。ちょっと気をつけてみてください。
こんな感じです!他にもいろいろあったのですが、一般的でたくさんの人に役に立ちそうだなと思ったアドバイスだけに絞っておきました。繰り返しますが、これは私が数ヶ月という短い大学生活で得た頼りない量の経験のみに基づく独断と偏見のアドバイス集ですし、これの通りにやらないと友達ができないわけではないです。どうしたらいいか迷っていたら参考にするくらいの気持ちで見てください。
そして、友達というのはできます。受験でずっと一人で勉強しているとだんだん気分が落ち込んでくることもあるだろうと思いますが、なんとか希望を失わずにいてほしいなと思います。受験期は辛いものですが、いつか終わります。
ちょうど気候的にも辛くなってきた時期ですし、だらけてきてしまっている人もいたりするのかなと思います。思った通りに勉強が進んでいなくても、そんなものです。夏前までの勉強が超順調に進む人はそれほどいませんから、それほどダメだなあと思わずに、みなさんが夏頑張れるように気持ちを整えられたらいいなあと思います。
みなさんちゃんと水分補給をして、くれぐれも体調に気をつけてください。応援しています。