さて、今日も読書の感想を徒然なるままに綴っていきます。
今回読んだのは、「V字回復の経営」です。
前回の「戦略プロフェッショナル」と同じく、BCG出身の
経営コンサル三枝匡氏の書く実話をもとにした企業変革ドラマです。
(さしずめ、日本版「ザ・ゴール」といった感じですね)
「V字回復」という言葉は今や当たり前に使われていますが、
その発端となったのが本書だと聞いたことがあります。
内容は、かつて花形だった事業の成長が鈍化し、
大幅な赤字に陥っているにも関わらず、
役員や社員には危機感がまったく見られないという状況。
そんな中に送り込まれた改革リーダーが、戦略的なアプローチと
高い志を武器に、社内の甘えを断ち切り、タスクフォースメンバーの
意識を革新することで不振事業を再建していきます。
「経営戦略理論」を振りかざして教科書的に改革を進めるのではなく、
様々な社内政治が繰り広げられる中、自己保身を図る役員や管理職等の
抵抗勢力に対峙する等、生々しい迫真の改革ストーリーが描かれています。
昨今の世界的な金融危機の中、大企業ですら経営の危機に陥っており、
今後、不振に喘ぐ中小企業が多数出てくるのは間違いありません。
近い将来、本書の様に理論と実践力を融合させた上で、
活力の無くなった企業を元気にする手助けができる力を身につけるべく、
日々精進していきたいと思います。