今日は、「サーバ仮想化」についてのお話をします。
システムの開発には、色々なソフトウェアを使用します。
データベースやジョブ管理、データ集配信等、目的に合わせて
様々なソフトを組み合わせてシステムを作り上げます。
プロジェクトでそのソフトを利用することが決まっているような
場合は専用の開発サーバーを用意するのですが、
事前の検証の際には、部門内共有の開発サーバーとか、
最悪、自分のPCとかにセットアップすることになります。
そんな時に困るのが、入れたいソフトが対応しているOSが
検証用の環境と異なっている場合です。
例えば、WindowsServerにしか対応していない場合や、
Linux上でしか稼動しないようなケースはざらにあります。
従来であれば、使わなくなった古いサーバを検証用に
何台も残しておいたりしたのですが、
最近は「サーバ仮想化」で簡単に対応できるようになりました。
なお、「サーバ仮想化」とは物理的な1台のサーバ上で
別の仮想的なサーバを稼動させる技術を指し、
IT分野において最近特に注目されている技術の一つです。
これにより、Windows上で別のLinuxマシンを稼動させたり、
Macを稼動させたりできる訳です。
(一昔流行った、ファミコンのエミュレーターみたいなものですね)
具体的には、以下のようなツールで仮想化が実現できます。
・VMware
ちなみに、通常、サーバはピーク時の負荷に耐えられるように
考慮されているため、普段は処理能力が余っているのですが、
うまくピークをずらしてやることで1台のサーバを複数の目的で
共有することが可能になります。
世界のサーバ台数は2010年には4000万台を超えると予想されており、
地球温暖化にとってもよくない状況なのですが、
サーバ仮想化が一つの突破口になるとの見方もあります。
ところで、タイトルの「貸そうかな…」は、
高校の化学で覚えたイオン化傾向(陽イオン)の語呂合わせです。
「かそうか」つながりということで、お後がよろしいようで…。