スリランカ人の友人とスリジャヤワルダナプラコッテ(Part1、エンカウント)
たまたまテレビを見ていたらマサイ族と結婚した日本人女性の番組やってて夕飯吹き出しかけた今日この頃。(前回の記事参照)
こんにちは。ポストングです。
突然ですがみなさんは外国人の友人、いますか?
きっと「いる」と答える人も少なくないと思います。
「学校に留学してきた子と仲良くなった!」とか、「留学先でともだちになりました!」とか。
今日では日本で働く外国人労働者も多いので、「職場で働いてる子となかよくなったぞ!」ということもあり得ますね。
大半の人はどこかのコミュニティで仲良くなることでしょう。
ちなみに私も外国人の友達がいます。
しかし彼女は私の通っている大学の留学生でもなければ、バイト仲間でもありません。
ではどこで出会ったのか。それは...
空港です!
その友人は一緒にお出かけするほど仲良くなったのです。
なぜこんなことになったのか。今回はそれについて話そうと思います。
ある日、私は遠い祖父母の家に一人で遊びに行き、その帰りの飛行機に乗っていました。
到着は成田空港でした。
ここを利用したことがある人はご存じかと思いますが、成田空港は第一から第三ターミナルまである、クソデカ空港なのです。
確か着いたのは第三ターミナルで、家族が迎えに来てくれているのは第二ターミナルでした。
そこまで行くには長い通路をひたすら歩かなくてはなりません。
私は何度も利用しているので平気ですが、初めて利用する人ならあまりの通路の長さに困惑することでしょう。
手荷物も重いので半ばうんざりしながら歩いていると、通路の途中で明らかに外国人であろう女の子がひとりぽつんと立ったまま、きょろきょろ周りを見ていました。
「迷子かな...?」と思っていたら、なんとその子が話しかけてきました!私は
「英語かッ?!
オデ、エイゴ、ワカラナイッ!!」
と一瞬身構えましたが、なんとうれしいことに日本語で話してくれました。
日本語だったことに安堵しつつ話を聞いていると、どうやら道に迷ったらしく第二ターミナルまで行きたいのだとか。
「ん?それなら行先おなじじゃないか」と思い、「一緒に行こう!」と提案して連れていくことにしました。
道中、私を少し警戒しているのか、私のずっと後ろを歩いていました。
そりゃあ外国(日本)にきて知らない外国人(私)についていくなんて不安しかないですよね...
そして目的地に着いた後、今度は「駐車場はどこですか」と聞いてきました。
どこかの駐車場に彼女の家族が迎えに来ているらしいのです。
あまり駐車場には詳しくなかったのですが、このまま「しーらね!」と置き去りにすることはできないので、少ない情報を頼りにそれっぽいところを一緒に探して回りました。
その間雑談をすることに成功し、彼女がスリランカ人であることや名前、年齢を聞くことなどができました。私の一つ上でした!
意気投合して歩き回り、30分くらい難儀した挙句ようやく彼女の家族の車を見つけることができました!
よかったー!と一緒に喜んでいたらいきなり彼女が「はい、これ!」と笑顔でスマホの画面を見せてくれました。
なんだ?と思い画面をのぞき込むと...なんとそこには彼女の電話番号が書いてありました!!
内心、「こんな大事な情報を?!知らない外国人(私)に簡単に見せちゃダメだよ!」と思いましたが、ありがたく受け取り、私の電話番号もあげることにしました。
余談ですが、携帯番号の頭には国によって違う番号が振り分けられています。日本だと+81です。それがちゃんとスリランカの番号になっていて感動しました。
「これでLINEに登録できるから、後でいっぱいお話ししよう!」ということになり、お別れしました。
「うわー!!なんだか思わぬとこで友達できたなー!!」とルンルンで歩いて、自分の家の車まで向かいました。
やっとの思いで私の両親の車についたころ、彼女の案内、その他もろもろの時間合わせて約束の時間を30分ほどオーバーしており、親にしこたま怒られました...
まぁ貴重な経験ができたのでよかったんですけどね!
その後家族に事のすべてを話したらみんなびっくりしてました。
後日一緒にショッピングをすることになるのですが、スリランカの驚きの文化、彼女の特技、ダルマに対する謎の偏見など多数が発覚するのですが、ここで話すにはボリュームがありすぎるのでまたの機会にお話しすることにします。
乞うご期待!
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