今年に入ってから、南相馬市、川俣町、葛尾村、浪江町の「居住制限区域」の集配業務が再開されています。会社側からの情報提供が全くないので、いろいろ調べてみました。
 結果、集配業務は4輪車を使い、線量計を携行しているとのこと。また輪番制にして同じ社員が続けて同地域で業務しないように安全対策を行っているとのことでした。

20~50mSv/yの地域を「居住制限区域」としていますが、除染等で20mSv/y以下になることが確実であると確認された場合は「避難指示解除準備区域」となります。

そもそも国の安全基準は1mSv/y以下だったかと思います。緊急時だからとういう理由で20倍になったはず。それを元に戻さないということは「緊急時」が終わっていないということでしょう。それでも無理やりこういう事をやっているのは、「収束した」事にしたい人達の影響なのでしょう。
このままいくと、たぶん安全基準は「20mSv/y」で固定化されるでしょうね。