郡山支部の6月期要求の回答が8月14日にありました。
全般的に要求の回答になっていない、回答していないというものです。
 
同時に窓口交渉を行いまして、「かもめーる販売に関する要求」と「労使関係に関する要求」の2つにおいて対立整理ということで
地方段階に上移しました。
 
「労使関係」に関しては、労使委員会の開催を求めましたが、「都度、窓口を開催している」と、申入れがあれば、その都度窓口を開催しますと。
協約上は組合員の数に限らず、労使委員会の開催が出来る事になっています。それでも会社側は上(支社)からそう回答するように指示されたので
という事でしたので、それ以上の回答はないだろうと判断して対立整理しました。
 
「かもめーる販売に関する要求」ですが、今年は内務社員には個人別指標を設定しないはずでしたが、実際には何も変わってはいないのでは?
そういう点での要求内容になっています。
 
支社は、「個人別指標は設定しないが、スキルや経験を踏まえた目安を設定する事は可。目安とは、業務中に確保できる営業時間・営業方法の範囲内で期待できる販売枚数をいう。達成を前提として社員個人に割り当てられる個人別指標とは異なるもの。個人別目安を設定した場合においても、自己申告等、チーム内において協議したうえで設定すること」と指示しています。
郡山南では全社員に「自主目標」なるものが設定されています。それを決める時に昨年の販売枚数を下回らないようにと言われたとの事です。3月に入ったばかりの窓口担当、お客様と接しない1年未満の期間雇用社員にも自主目標(目安?)があります。
 
JP労組交渉情報には、「営業機会の乏しい内務社員には、個人指標の設定を行わない。なお、小集団(チーム)の指標は設定し、それぞれ営業時間を生み出した上で、指標達成に向けて取り組む。そのチーム内の協議により、営業担当を複数生み出すことができた場合には、各人のスキルや経験を踏まえた目安を割り当てる事はありえる。一部目安を割り当てる場合についても、営業担当を複数生み出すことができた場合に限ったものであり、・・・。」と書いてあります。目安の設定は、一部であり、限定的なんだと、そう読めると思います。でも実際は違います。おそらく全国的にすべての社員に目安設定されているのでは?
その辺の矛盾を追及したのですが、窓担も回答に困っていました。ただ、郡山南の場合、過度な数値目標(目安)を設定しているわけではないし、あくまでも期待値を求めているに過ぎないということでした。結局何も変わっていないのではないかとというところで、明確な回答を得られづ対立整理しました。
地本と支社との地方交渉に委ねます。
郡山支部6月期要求書の回答は、以下にアップしました。