3月23日、東京・早稲田奉仕園スコットホールで「緊急報告会/広瀬隆・広河隆一『福島原発で何が起こっているか?』」が開催された(主催・デイズジャパン)。この集会の参加予約は告知したその日で一杯となり、当日も200席の会場は満杯であった。広河隆一さんは、他のジャーナリストとともに地震のあった次の日に被災地に入り、取材を開始した。広河さんは福島原発に近づくにつれ、持参した放射能計測器の針が大きく振り切れ(写真)、「チェルノブイリでは、このようなことはなかった」と語った。広瀬隆さんは、これまで一貫して地震・津波と原発の危険性を訴えてきた。これまで予想してきたことが不幸にも的中したと語った。そして、政府・東京電力・マスコミが一体となった無責任な「安全」宣伝の危険性を強調した。(湯本雅典) 報告動画(UnionTube)OurPlanet-TVユースト動画「原子力資料情報室」会見サイト(24日19時から中継)