私たち夫婦は、53歳と52歳。いわゆる就職氷河期に生まれた年代。

私の場合は、就職という概念は、さらさらなくて「自分で会社つくって気楽に商いしよう。」と最初から決めていた。

 

 

そうなると気楽な分、財形などは自分でやらないといけないのが面倒なこと。

かといって、やらないとならないので、しぶしぶやっている。

貧乏ってことには、いつのまにか慣れてしまった。たまに、新型のスポーツカーなど走っているのを見ると「わー、すげーな。」とは思うけど、景気のいい人もいるんだなくらいの認識。

 

 

コンビニのオーナーが、昔はよかったと話しているようだ。

「時給800円くらいで、マルチタスクで大手企業でも通用しそうなスキルのやつがどんどん勤めてくれた。後からこいつらどうするんだろうと思いながら雇用していた。20代のうち、ほとんどをコンビニバイトで費やしてくれたやつも多い。」とのこと。

 

要は、就職氷河期時代は、こういう役目だったということだ。

結婚や新築に住んだり子育てしたりという部分では欠損している人が多い世代となる。

これのツケがいまきている。都市部では、居酒屋店長を40万円で求人しても応募0だそうだ。

 

 

 

たまに国会の委員会レベルで氷河期世代の救済について話されることもありますが、すでに45歳から55歳になっちゃっているので、これまたどうしようもないという流れになっています。

経済的に、伸びが全くなかった日本の30年。その影響は、とても感じています。