鹿屋市のホテル駐車場で短めの暖気をして、そろそろと1速で路上に出る。

2速に入れるまでに、住宅地の路地を利用して、すこし時間を置く。このときに、回転数をおさえて、しばらく1速を暖める。

これは、昔のフェラーリデイトナやディーノのときもそうしていました。

神戸のゼネレイトという老舗のポルシェ屋さんに習った暖気運転。

 

 

2速で、鹿屋市のアーケード街をそろそろと走っていると、後ろの大型トラックが車間をあけてくれた。青柳というお菓子屋さんに寄るためにウインカーを右に点滅させるとさらに車間をあけてくれた。

 

わたしの家は、江戸の中期から同じ場所に家がある。建物は、200年近くなる。

仕事のついでに、おじの顔をみて帰ることにした。

 

(こちらは帰りによった、蕎麦屋さんです。実家ではありません。)

 

おじに電話すると

「うわー、今日仕事なのよねー。」と悔しそうにいったものの、家に上がってお茶をいただいていると車で帰宅してくれた。めちゃめちゃ歓迎してくれて、本当にうれしい。

 

 

おじは、築200年の家のメンテナンス、できるところは自分で補修しているけど業者に頼まないといけない分で、すごく出費があると世間話ししてくれた。

 

こういうこともあろうかと、むかう途中のRXー8の車内で家内に、財布の中の現金をホテルでもらった封筒にいれて「全部包んでお菓子の紙袋にいれるように。」と伝えておいた。

50歳をこえてから、昔お年玉をくれた相手を大事にするようにしている。

 

 

 

おじは、車が大好き。

見送りのときに、「うわー、いい車だー。」と目を輝かせていた。

バックで面する道路まで、数十メーターそろそろと出す。ロータリーは、こういうときブリッピングしてクラッチを浮かす。

ちょうど雨が降っていたので、すこし回転をあげて乱暴にクラッチミート。

窓を開けて、おじにバイバイ。ちょー、笑顔だった。

 

 

帰りは、片道120km。

高速道路だと景色が単調で家内があきるので、途中で食事や買い物して休憩を都度都度いれるようにしている。

 

2000年くらいから、自動車はアクセル開けても走らなくなった。

電子制御のアクセルの影響か、バカっとアクセル開いても、車は無反応かモワーと加速する。

コンピューターチューニングしてから、アクセルをすこし開けるとグッと加速するようになった。

 

帰りの高速道路は、非常に楽しかった。

整備状況もいいので、なんら心配もない。ロータリーエンジンの音と加速のよさがいい。