Phil Mulloy のアニメーション
前回紹介した、秒速5~~~ とは対極をなすようなアンダーグラウンド系の作品。
人間の嫌な部分だけを映す、非常に悪趣味であり非常に哲学的な作品であると思う。
フィルの絵はお世辞にも上手くはないが上手いこと(スタイル)と内容があること(コンテンツ)のどちらが大切であるかを明確に打ち出している。僕もフィルと同じように中身が大事だと考える、フル3dcgや商業ベースのあらゆるエンターテインメントはスタイルの観点ではプロの仕事をしているし、進歩も著しい、しかし内容はどんどん空虚で幼稚になっている気がしてならない。
人間は自分の見たいものしかみない、あの猿たちと同じなのかいなかがこの先20年の歴史をどちらに進路をとるか決めるように思う。