狂い人の世界 第一部:マネキンに恋した少年 [糾問] | toshichanのブログ

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【遅れてきた新人】の、内山敏洋 と申します。 蔵の中に溢れかえっている作品や頭の中に湧き出てくる作品を“どんどんと!”と、考えております。

(少年の言葉)

少年=
僕は狂っちゃいない! 
世間の奴らが、狂ってるんだ! 
親父もお袋も、学校の先生も友だちも、いや、みんながだ! 
僕が正しい、とは言わない。
でも、狂っちゃいない! 
冷たい、いやそんな生易しいものじゃない。
恐ろしい世間の奴らよりは、曖昧さを拒絶するマネキンの方が、余程落ち着ける。
人間のように勝手な論理を振り回したりしないし、傍若無人な行為もしない。
口では、「弱者に優しい社会を!」などと言うくせに、強者の論理で行動する。

閻魔=
私は、色々の精神を患らった者等(ら)に出会いますが、こんな少年は初めてです。
明らかに狂い人だと思いながら、一方で否定するのでございます。
と言うよりは、そうであってはならないのだと、私自身に言い聞かせているように思えるのでございます。
それでは、事件の顛末を聞いていただきましようか。