ごめんね… (十九) | toshichanのブログ

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【遅れてきた新人】の、内山敏洋 と申します。 蔵の中に溢れかえっている作品や頭の中に湧き出てくる作品を“どんどんと!”と、考えております。

最後は涙声になって、聞き取れないまま電話が切れた。

この間見舞いに行った折には、確かに現実と夢の区別が付かないようではあった。
どうにもとんちんかんな会話になってしまった。
自分の都合の良いように話を作ってしまっていた。

「僕の作った『クラスの歌』を、みんなで歌って楽しかったね」
「へび女、覚えてるかい? 今どうしてるだろう。元気に暮らしているだろうかね」

結局、友人との和解は出来ずじまいだった。
そして電話を貰った翌日、私宛の友人の手紙が届いた。
お母さんが、机の中から見つけてくれたものだ。
どうやら、入院する前に書いていたらしい。