[お取り扱い注意!](五十六)(五十六) 老医師の淡々とした話しぶりに、次第次第に私の心がほぐれていった。 冷たい風が吹いていた体に、ぽかぽかと暖かい光が射し込んでくるような感覚にとらわれた。 “金がかからないのなら、ベスメーカーとやらを入れるのもありだな” そんな思いが湧いてきた。 しかし “こんな自分のために、高額な機器を使って良いものろうか…” という思いもでてきた。