蒼い殺意 ~十七歳~[蒼い殺意](三) | toshichanのブログ

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【遅れてきた新人】の、内山敏洋 と申します。 蔵の中に溢れかえっている作品や頭の中に湧き出てくる作品を“どんどんと!”と、考えております。

[蒼い殺意](三)


彼の変化に気付いた女学生は、彼の腕から逃れようともがく。


しかしそんな女学生のもがきが、裏目に出る。

彼の欲情ー獣の叫びを呼び起こす結果となってしまった。


「嫌っ!」

女学生は、激しく頭を振った。

「怖いっ!

いつものあなたじゃない!」



女学生の頭の中に、彼とのsexがまるで無かったわけではない。

むしろ
“彼がその気になってくれれば、許してもいいか……”とさえ、考えていた。


夜学生の中で独り浮き上がった存在の彼だった。

そんな彼に好意を抱いている己に、ある種優越感を抱いていた。



“彼を理解できるのは、私だけよ。”

級友達は、口を揃えて
「あの子ってさ、変よね。

何を考えてるか、分かんないもんね。」

と、不気味がった。