蒼い殺意 ~十七歳~ [一日の過ごし方] (三) | toshichanのブログ

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【遅れてきた新人】の、内山敏洋 と申します。 蔵の中に溢れかえっている作品や頭の中に湧き出てくる作品を“どんどんと!”と、考えております。


少し、暗いお話です。


昭和の御代、何年ぐらいでしょうか…
高度経済成長時代の終わり頃…ということに、してください。


筆者の、自伝的要素の入った作品です。
といっても、内容の全てが筆者のそれとは限りませんので、誤解のなきように。
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[一日の過ごし方] (三)

夕食を済ませた後、週一の風呂に行く。


他の日には、濡れタオルで体を拭いてはいるようだ。

できるだけ他人に不快感を与えないように、努めているらしい。



が、悩みの種は洗濯とのこと。

家主のおばさんの好意に甘えてはいるようだが、下着だけは自分で洗っているらしい。



共同の流し場で、洗濯石鹸を使ってのことである。

家主のおばさんに“持って来い”と言われるらしいが、さすがにそれだけは自分で洗っていると言っていた。

ま、同年代の私には、十分に理解できることだ。



霧雨の降るせいではないのだろうが、今日の休日は十時に床から離れた。

昨夜、学校の調理室から給食用のパンを十枚ほどもらってきている。

牛乳も買い込んである。

今日一日の食事にするつもりだろう。

出かけるつもりがないのだ。