「リバウンドを制する者は、ゲームを制する」
ジャンプ・シュート、リバウンドに必要な、大切なジャンプです。
これが出来ないと、高く跳べません。
ミニバス、特に女子においては、ジャンプしてリバウンドを取るのは、あまり見られません。
(私の地区では、そんなです。ちゃんと指導していたら、すみません)
バレー・ジャンプのポイントは、“1” “2”と踏み込むことです。(右利きなら、左、右)
ジャンプのタイミングは、最初の“1”で取ります。
そして“2”で足を引き付けて、ジャンプします。
これを知らないと、上手く跳ぶことが出来ません。
よしんば跳べたとしても、高く跳べません。
跳ぼうとしても、一度腰を落さなければならないため、タイミングがずれます。
なので“跳ぼうと思っているのに、跳べない”状態になってしまっているのです。
さて、バレー・ジャンプの練習です。
まずは足の使い方です。(右利きの場合)
真っ直ぐ立って、右足を大きく後ろに引き膝を曲げます。(引いた足は、前足と直角になる)
すると、腰が落ちて、左足のつま先が上がります。
ここで、この腰の高さを保ったまま、あるいは下げながら、
右足の踵(かかと)を左足の踵の横に、叩き込むように持って来ます。
つま先は、浮いたままです。(つま先をつけると、前屈みになる)
椅子に腰かける姿勢のイメージでしょうか。
踵がつくとすぐに、両つま先を叩き込むようにして、ジャンプします。
これを、一連動作で行います。
まず、最初の練習です。
右足を引いて、ジャンプの態勢になったらジャンプして、降りたらすぐに右足を引きます。
これで、3回連続ジャンプをします。
低学年は腹筋が無いので、お腹が前に出たジャンプになる子もいます。
そんな時は、壁際に立たせて、ジャンプさせます。
それと、あごを引くように言います。(顎が上がると、体幹に力が入らない)
この時、腰が上がっていないか、両かかとが付くまでつま先が上がっているかを、注意して見ます。
これがそこそこ出来るようになったら、踏込のジャンプに移ります。
右ひざの力を抜きながら、大きく前に左足を踏み出します。
後は、同じです。
私は、ゴールネットにタオルを引っかけて、届くか届かないかの高さにして、目標にしています。
これで、皆の“やる気”が違ってきます。
人によって、届く高さが違いますので、3~4種類の高さの物を作ります。
届くようになったら、次の高さにチャレンジです。
これも、“やる気”に拍車をかけてくれますね。
なお、ネットに届く子は、ボードに何か貼り付けて、目標にします。
ネットに跳ぶと、ネットが指に巻きついて、脱臼のようになる危険がありますので、注意が必要です。
(私は、団扇を張り付けています)
目標があるからなのか、結構ウケています。
要は、足の力を、いかにロスなく上体に伝え、上方向の力にするかです。
そのために、腰の上にしっかりと上体を置く事が大切です。
これを説明するのに、私は棒を使います。(まっ、箒ですけど)
これを真っ直ぐに立てて、下から押してやると、上に飛びます。(棒と手の接点が腰です)
ところが、少しでも重心からずれると、棒は回転して飛びません。
実際には背筋がありますから、多少前屈みになっても跳べますが、
腹背筋の弱い小学生では、腰に大きな負担が行きますので、
正しい姿勢で飛ぶことが大事と思います。
それに、前屈みになるとアゴが上がりますから、余計力が伝わりません。
なので、この跳び方が出来るようになると、一気に5㎝くらい到達点が上がります。
後は、踏み出すタイミングを覚えるために、リバウンド練習をさせます。
いつ、1歩目を踏み出せばいいかを、覚えさせるのです。
今までは、自分の上しか取れなかったものが、
1歩踏み出すことによって、取れる範囲も大きく広がります。
でも、まずは、跳ぶときは「1」「2」と踏み出すことを覚えさせなければなりません。
この、「1」を省略したのが、ジャンプシュートです。
これは、また別途。