私はこの度、ミニバスの指導を辞める事にしました。

年度半ばで中途半端ですし、

子供たちにとっては青天の霹靂のようなものですが、

ちょっと健康不安がありまして、ここが潮時かなと

決断しました。

40数年教えて来て、少し寂しさは残りますが、

いつかは通る道なので、仕方ないですね。

 

数年前から子供たちの保護者達が、

練習を観てくれるようになりました。

今までは、夏休みまで、新人に基礎を教えていて

その間はメニューだけ渡して、キャプテンに任せていました。

保護者から「教えてみたい」と申し出があり、

任せてみる事にしました。

 

一番不安な事は、指導方針の違いです。

夏休みが終わり上級生の指導に戻った時、

言ってることが違うと、子供たちが混乱します。

目指すところは同じなのでしょうけど、

中途の段階で正反対になる事があります。

新人を教えている時、見ていると

“私のとは違うなあ”と思う事が少しありました。

でも、致命的ではないので、

“まっ、いいか”で、任せています。

 

以前、大学のバスケ部の同期会をした時

「年寄りは、もう、若い者に口を出さない方がいい」って

誰かが言っていました。

なので最近は、コーチのサポートに回っていました。

( 納得のいかない処は、スルーで… )

 

まっ、私の教えた事が正しいかどうかはわかりませんが、

子供たちは、初めてバスケットに接するわけですから、

“合ってる”“違っている”の区別はつきません。

だから、コーチの言葉が全てです。

コーチの言葉を信じるしかないのです。

 

しかし、コーチにしても、判断の基準は“自分”です。

自分の中に在るデータで教えて行かなければなりません。

ただ、知らない事は、調べればいいのです。

幸い今は、いろんな動画もあって、調べるのも簡単です。

しかし、一番厄介なのは、

自分のデータが間違っている場合です。

「うさぎ跳び」や「水分摂取の制限」などは有名になり、

今や誰もやってる人はいないでしょうけど、

「足を広げ腰を落としたディフェンス」と

「腰の高いディフェンス」とは

2説ありますが、どちらを取るかは、

どう習って来たかによるのでしょう。

ただ、疑問があれば調べたりしますが、

疑問に思わなければ、

間違ったままになってしまう可能性があります。

だからこそ、人を教えるには、絶えず新しい情報にふれ、

アップデートして行かなければなりません。

 

私は別に、コーチすることで

お金をもらっている訳ではありませんから、

楽しみは“子供たちの成長を見る事”です。

それも、私が教えた事で、子供たちが成長してくれたのなら

これ以上の喜びはありません。

(ちょっと傲慢な言い方ですが、多くのコーチの

  偽らざる気持ちじゃないですかね)

 

前回の記事で

「こんな面白い事、辞める訳ないでしょう」と言った、

舌の根も乾かぬうちに、こんなことになるとは、

痛恨の極みです。(日本語、合ってますかね?)

まっ不可抗力なので、私の意志ではないという事で、

ご容赦。

 

余談

私は理科系ですから、それぞれの動きが

力学的に“理に適っているか”どうかで判断しています。

例えば「ターンに2歩使うな」は、止まる1歩と、

次へ向かう1歩とを、同じ場所で2歩使う事を言います。

まっ、次へ向かう1歩の形で止まればいいだけの話ですが、

これも、モップを使って「支点、力点、作用点」で

説明しましたが、ほぼほぼ理解されてないようです。

(“重心より遠く”に“かかとを上げ”て止まるだけですが)

違いはコンマ数秒ですが、その間の移動距離は

10センチ以上あると思われます。

10センチのズレがあれば、抜かれます。

オフェンスは、フェイクやスクリーンを使って、

何とかズレを作ろうとしますが、ディフェンスが

勝手にズレを作ってくれれば、こんな楽な事はありません。

 

新しく見つけた言葉に「抜重ステップ」があります。

これについては、また次回。

 

 

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