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なんかワコールでパンツ小説募集してるらしく、友達に書けよカスって言われたので書いてみた。

WACOAL BODY BOOK版 スペシャルストーリー「私はパンツ」はこちら





題:目覚めたら、私はパンツになっていた。


目覚めたら、私はパンツになっていた。
美少女のパンツだ。
ついに長年の夢が叶ったのだ。私は小躍りした。

思い返せば小学生の頃。
学校の七夕イベントで『大きくなったらお姉さんのパンツになりたい!』と書いたあの日から、私は一心に美少女のパンツになりたいと願ってきた。

どうだ、私はついになったのだ、美少女のパンツに! まいったか!
ふんぞり返ってはみたものの、かつて私を嘲っていた人間達には届かなかった。
まあいい。

それからというもの、私はご主人様のお股を守り続けた。
私は数あるパンツの中でも特にお気に入りで、いつも大事にされていた。

そして、数十年が過ぎた。
私は今も、ご主人様のお股を守り続けていた。

しかしかつて美少女だったご主人様はクソババアになっていた。
かつて美少女のパンツになりたいと願っていた私は、ババアのパンツになっていた。

かつて同期としてご主人さんの股間を守っていた仲間は、ほぼいなくなっていた。
並ぶのは趣味の悪い色合いのパンツばかりだ。
だがそんな中にあっても、私は勝負の日に必ず履かれた。
俗に言う『勝負パンツ』という地位に私はいたのだ。
……まあ、その勝負とやらはほぼ全て空振りに終わったのだが。
私に魅力がなかったのだろうか、と責任を感じる日々が続いた。


それから更に月日が流れた。
ご主人様はクソババアからヨボヨボババアになっていた。
主役の座はもはや私のようなパンツではなく、高性能の紙おむつに代わっていた。

今はもう履かれることはおろか、手にとってもらうこともない。
しかしそれでも構わなかった。
かつてご主人様に愛され、共に歩んできた思い出があったから。
今は埃を被っている私でも、必要とされ、愛されてきた日々があったから。

そんなある日。
余命幾ばくもないご主人様が、私を手にとって昔を懐かしがってくれた。
かつての日々が蘇ったかのように感じ、私は涙が出るほど嬉しかった。
ご主人様は娘さんにこれこれこうしてほしい、とお願いをしていた。


それから、数日が過ぎた。
再び、ご主人様に履かれる日が来た。
久しぶりにご主人様のお股を守る大役。私は張り切っていた。

今日この日になって、思うことがある。
時々は、私のようなモノを思い出して欲しいのだ。
大切にしていたな、とか。
愛していたな、とか。
大事にしてあげなくてごめん、とかでもいい。
とにかく、私の存在を思い出して欲しいのだ。
それだけで、私はご主人様の為に頑張れるから。

かつてあなたに愛され、あなたと共に歩んできた日々が私に力をくれるから。
そうすればきっと、いつもより輝くご主人様を大事な人たちに見せてあげることが出来るから。

私はいま、ご主人様を輝かせていられるだろうか。
かつて愛されていたご恩を、お返しすることは出来ているだろうか。

今日で、ご主人様に履かれる日もおしまい。
寂しくないと言ったら嘘になる。
でも……あなたの人生のほんの僅かの時間、あなたと共に歩んだ記憶があるから、

ああ、いいパンツ生だった……

そう、心から思えるのだ。

願わくば、来世もあなたのパンツになれますように。
叶うなら、世の美少女達のお股を守れるお仕事に就けますように。

そう祈りを込め、私はご主人様と共に灼熱の旅路を歩んで往った。



俺「以上が、御社への志望動機となります」
ワコール「不採用」
俺「ですよねーwwwwwwwww」

おちまい。