AとBは、とあるパーティーに来ていた。
場所は、日比谷の某高級ホテル。
Aは、どうして今夜、こんなホテルに来ているのか、自分でも不思議だった。
なぜなら、Aには妻が愛すべき女性が居て、出逢いを求める必要はないからだ。
もしかしたら、仕切りに誘うBの押しの強さに、珍しく負けたのかもしれない。
そんなBは、辺りをキョロキョロしながら、可愛い女の子を物色している。
物色したところで、声を掛けるのは俺の仕事になりそうだ。
いつもなら、喜んで手を貸すところだが、今夜は、一つ気がかりなことがある。
それは、以前より何度かデートしているCが、別の用事で会えなくなったことだ。
Cのドタキャンがなければ、今夜こんなところに来なかったのに…と思うと、自分が此処に居る理由が分かった気がする。
Bが物色した女性に声を描けては少し話をして、別れる…そんなことを、2,3回繰り返してから、どうにもCが気になり電話した。
お!出た。もしもし??
もしもし。
何してるの?
人を待ってるの♪
楽しそうな声だね。誰を待ってるの?
(誰を?と聞いた時、誰だか分かっていたかもしれない。)
Dだよ♪
え?!何で??
今夜、Hするの…Dと。
え?!ホント??
本当だよ。あと30分くらいで来るわ。
そっち言ってイイ?
ダメよ。私の恋を邪魔しないで。
恋って…俺は?
恋人が出来るまでの繋ぎでしょ?
それに、奥さん居るでしょ?
そりゃそーだけど…。
じゃあね。切るわよ。
あ!ちょっ…
妻がいる僕には、彼女を幸せに出来ないのかもしれない。
ただ、二人で居るときは、二人とも幸せを感じてたハズ…僕の想い過ごしでなければ。
パーティー会場に戻ってもBと話す気になれずに、一人バーカウンターで飲んでいた。
すると、彼女からメールが…
待ちぼうけしている写真のようだ。
椅子に座っている彼女の脚が、上から撮られている。
今すぐ会いに行って抱き締めようか…
いや、それは無責任だな。
カウンターを後にして、またBのところにもどることにした。
Android携帯からの投稿
場所は、日比谷の某高級ホテル。
Aは、どうして今夜、こんなホテルに来ているのか、自分でも不思議だった。
なぜなら、Aには妻が愛すべき女性が居て、出逢いを求める必要はないからだ。
もしかしたら、仕切りに誘うBの押しの強さに、珍しく負けたのかもしれない。
そんなBは、辺りをキョロキョロしながら、可愛い女の子を物色している。
物色したところで、声を掛けるのは俺の仕事になりそうだ。
いつもなら、喜んで手を貸すところだが、今夜は、一つ気がかりなことがある。
それは、以前より何度かデートしているCが、別の用事で会えなくなったことだ。
Cのドタキャンがなければ、今夜こんなところに来なかったのに…と思うと、自分が此処に居る理由が分かった気がする。
Bが物色した女性に声を描けては少し話をして、別れる…そんなことを、2,3回繰り返してから、どうにもCが気になり電話した。
お!出た。もしもし??
もしもし。
何してるの?
人を待ってるの♪
楽しそうな声だね。誰を待ってるの?
(誰を?と聞いた時、誰だか分かっていたかもしれない。)
Dだよ♪
え?!何で??
今夜、Hするの…Dと。
え?!ホント??
本当だよ。あと30分くらいで来るわ。
そっち言ってイイ?
ダメよ。私の恋を邪魔しないで。
恋って…俺は?
恋人が出来るまでの繋ぎでしょ?
それに、奥さん居るでしょ?
そりゃそーだけど…。
じゃあね。切るわよ。
あ!ちょっ…
妻がいる僕には、彼女を幸せに出来ないのかもしれない。
ただ、二人で居るときは、二人とも幸せを感じてたハズ…僕の想い過ごしでなければ。
パーティー会場に戻ってもBと話す気になれずに、一人バーカウンターで飲んでいた。
すると、彼女からメールが…
待ちぼうけしている写真のようだ。
椅子に座っている彼女の脚が、上から撮られている。
今すぐ会いに行って抱き締めようか…
いや、それは無責任だな。
カウンターを後にして、またBのところにもどることにした。
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