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天英茶業日記 岩茶とイタリアン

岩茶とイタリアンを中国で生活しながら楽しみます。

英徳紅茶は、広東省の有名な紅茶です。この紅茶の品質もピンからキリまであり英徳紅茶は云々と言うのは難しい事は他のお茶と同じです。どのお茶も美味しい上質のお茶とそうでない茶葉があります。無論価格でそれが決まりますが、高いお茶が良いお茶かどうかは解りませんが、安くて良い茶葉は全く存在しません。
今朝は、後200g程度残った英紅九号を飲みました。この茶葉は現在は、天英では残念ながら販売しておりません。それはこの紅茶は天英の茶畑で生産されたのでは無く、製茶会社から仕入れていたのですが、余りにも価格が高騰し、仕入れる事が出来なくなったのです。しかし、天英が求める品質の茶葉は、販売が見込まれる価格では仕入れる事が出来ないので、この茶葉を断念した訳です。
私は濃く入れて牛乳を入れて飲みます。クリームを入れる方もいらっしゃいますが、これは牛乳(低脂肪とか無脂肪でなく)が一番合います。
土曜の朝の英徳紅茶は長年の楽しみですが、後、約30回の土曜日で飲み尽くすのかと思うと少し寂しいですが。
こんなに節操もなく、秩序も、なんちゃって流の総本家みたいな国でこんなに素晴らしい茶葉が出来るのも考えてみれば不思議な事です。これは何となくエレキギターにも似ているのではと思う所がありります。製作のフィニッシュは日本製は格段に上なのに、GIBSON FENDER PRS やアメリカ個人の制作家によるギターの音が出ない事と似ているのかも知れません。
本日は、中国ではほとんどの学校がお休みです。子供の日で粽(ちまき)を食べる習慣です。
考えて見えれば、中国で節句や季節折々に決まって食べる物は、丸形が多いようです。
月餅や、胡麻や餡子が入った小さな餅、ちまきは三角とも言えますが、丸みがあります。
これは円滑や平安な人生を願うと言うのですが、この国の人々の特徴があります。
これだけ、現実的で、金銭に厳しい人種と考えがちですが、番号や数字に、以上な程のお金を払う。
腕に考えられだけの宝石や香木のブレスレット、首から紅い紐で下げる翡翠(及び翡翠の様な物)、およそ考えられない痛み止め関係のオイル。
食べ物から、身につける物から縁起担ぎの一方で、お金に厳しい。それでも、お金について言えば、結構な頻度で貸し借りがり、それも一切の書類がほとんど個人間では行われない。信用と言うより、問題があれば、書類があってももめるので一緒だとの事。何となく本質を見ています。

明日はまた、所用で香港。一時の文明に触れます。
昨日は、深圳市に行って参りました。香港の隣の市で、大都会であります。
私が最初に深圳市に入った時は、25年以上前でしたが、その時は深圳駅の前に少しのビルと日系家電メーカーの工場の操業が始まって間もない頃でした。食事も香港と比べると格段と落ちて、食事をするのに、香港へ戻ってから接待した事を思い出します。
今や、深圳は、正に大都会で、私が食後に案内されあカフェは、上海か香港にいるのかと思う所にありました。車庫に車を入れると、何と、両隣がベントレー、向かいは、ポルシェとフェッラーリ。ベンツやアウディ、BMWは当たり前の様にあり、ここはフランクフルトの駐車場か?と思う程です。
所が、エスプレッソは、美味しく無く、クロワッサンもパニーニにも美味しくありませんでした。
しかし、見た目は、パリのカフェやミラノのCOVAの様です。中身が違うのです。
ソフトに価値を見いだせない民族の限界と悲哀でしょうか。
お茶は、この国が世界に誇れる物産であり、文化です。農薬による産量の増加や、正岩茶と偽った販売は、自分で自分の首を絞める事になるのですが、きっと自分の首は絞まらないと考えているのでしょうか。
正岩茶の畑の茶葉をまじめに育て、まじめに伝統を継げば、天候に恵まれた時にすばらし茶葉が出来るのです。ワインも同じでしょう。希少価値はもちろん、美味しい茶葉はその味でも高価なのです。
良く、岩茶を初めて飲むのに何から飲んだら良いかと質問されます。
中国では決して聞いてはならに質問です。なぜなら在庫にある茶葉をお勧めされる事がほとんどとなります。
さて、本題に戻ると、実はこの質問を受ける度に思うのは、「何を飲んでも自由です。」と答えたい事が多かったのですが、これは余りにも不親切だと最近、ワインを飲む時に思うのです。
ワインとのかかわり合いは全く無く、酒類を飲まない、体質だからです。昔、昔、イタリアに住んでいた頃、良くいろいろな所でワインを進められました。北から、バローロ、バルバレスコ、トスカーナのキャンティ、当時は、黒い鶏と子供シールが所謂正岩茶と言われていました。今でもそうか知りませんが。それからEST! EST! EST!, そして、ナポリ、シチリア、サルデーニャのワイン、そう言えば、伊勢エビの様なラベルがついていました。フランスワインは全く接触が無く、何が何だかわかりませんが、本に寄ると、フランスのには、有名なワインの取れるばしょが、ボルドー、シャンパーニュ、メドック等があるそうですが、これはきっと中国茶で言えば、福建省、雲南省、広東省と言う所ですか、ボルドーには5大シャトーがるというのですが、これが製茶会社に当たるのでしょう。
ぶどうには、品種があり、ピーノ•ノア-ル、カルベネソーヴィニオン、メルロが、肉桂、水仙、鉄羅漢に相当し、AOCなる物が正岩茶、外山茶等の区別になるのではと推理する訳です。
確かに、どのワインから飲めば良いのかと言う質問を私はしたくなるのです。岩茶に興味を持って飲みたい方の気持ちが良くわかる気持ちがします。私に取って岩茶は、子供の頃から親しんだ飲み物ではありませんが、義兄が自社の茶畑を持つ製茶会社のオーナーと言う事から岩茶と出会ったので、肉桂、水仙、大紅袍は飲んでから知った訳です。でも、畑に出かける事も無く、ふんだんに良い茶葉を飲める環境に無ければ、短期的に、いや長期的にも何が良い茶葉かを知るすべはありません。
きっと、ワインもそうでしょう。私がワインを極める事は茶葉でも極められないのに到底無理です。でも、ワインを楽しみたいと思うのは何でだろうか。岩茶をワインは似ている所と全く違う事がある様です。ご指導をお待ちしております。
毎日の品質は、慣れると解らなくなる傾向にあります。
例えば、交通ルールに関しても、どうしても割り込む、むやみやたらと車を止める、人の事は全く気にしない。そして、割り込みにあったり、目の前に駐車されても怒らない。
なぜなら、皆そうするからです。そうなると自分の常識がここの常識とは違うとは思いますが、どうにもならい。
例えばイオンでの買い物。イオンは中国では助かる存在。少しの気遣いが嬉しい。宣伝している訳ではないですが、確かに中国系や欧米系に比べその質は高い。しかし、現実は、例えばペットボトルの水を箱で買うと、この始末。


でも誰も気にしません。箱が壊れているだけで、水が漏れているからでは無いので。
それにしても、イオンの日本人スタッフは、大変だと同情するのみです。

パイプ式の組立式ラックは少し重い物をのせるとたわみ曲がる。
お皿を買って、よく見ると機械で生産されているのに、模様は若干違い、お皿の重さも一つ一つ違う(お皿の重さを量るのは日本人だけか?)。
全ては、一見して似ているが内容は全く違う。
日本の日常の質について疑問を持っておられる方もいらっしゃると思いますが、この国に比べたら、本当に天国にすんでいると考えた方が良いです。間違いない!

茶葉もそうなのです。見た目は良くても本物では無い物は無数にあります。
何せ4千年の歴史(この質が4000年続いているです)の継承者から本物を安く買う自信がありますか?