幼稚園の時
祖父が珍しく絵本を自ら薦めてきました。
それは原爆の絵本で
挿絵は暗い色調で生々しく、表紙は真っ赤。
今思い出しても幼稚園児が読むような本ではなかったと思います。
怖くて祖母に隠してもらったけれど
今はあの時の祖父の気持ちが分かるような気がします。
どれほどの悲しいことだったのか
自分が生きているうちに
伝えたかったんだろうな。
戦争の話を向かい合ってしたりは出来なかったから
あの絵本に託したんだろうと思う。
あの時に感じた恐怖は今も忘れられません。
度々平和学習をして色んなものを見てきたけれど
多分あの時に感じた衝撃と恐怖が一番心に残っていて
祖父の思い出と一緒に深く刻まれてます。
わたしが子供を産んでも
戦争を知る人は身近にはいないから
どんな風に感じていくのかは分からないけど
8月6日には手を合わせることが出来る人になってほしい。
暗い話になってしまったけれど
8月6日は素通り出来ない大切な日だと思うので。
祖父への感謝と原爆で亡くなった方達の冥福を祈って。
