先日、知多半島の銘菓、生せんべいをお土産にもらいました。

 

地元用なのか、大きな袋に茶色、白、茶色の1枚の板状。

賞味期限は短く、雰囲気としてはういろうのもっとやわらかい感じ。

 

白はプレーン、茶色は黒糖です。

 

そして、結構甘いです…持ってきた人に聞けば、そのままむしゃむしゃいける、との事ですが私には甘すぎた…

 

何かこう、食べ方を工夫したり加工できないかな、と模索。

 

生せんべいは、薄い生地を3層に重ねています。

 

層のはがし方。

横からよーく見ると、なんとなく色の境目があるので適当にゆっくりめくると剥がれます。

 

その①

そのまま食べる

3層:もちっと歯ごたえもある。本来の食べ方

1層:歯ごたえはなくなるけど、甘味が控えめになって食べやすい

 

その②

レンジで500W、10秒とかほんのり加熱。やりすぎるとべちょっとなる

3層:ふんわりふわふわな触感に。甘味は増量。

1層:へにょっとして、お皿にくっついて取るのが大変でした。1層にする必要はないかな

 

 

その③

フライパンでこんがり焼く。外は、お箸で叩くとカンカンというぐらいには。

6層:重ねて厚み増し。外は輪郭がしっかりしており、中はふんわりとろもっち。甘味ましまし。ちょっとくどいかも

3層:ほどよく食感が楽しめて、これはこれでいいかも

1層:焼いてる途中でへんにょりしてきて、裏返すのも大変…最終的にだんごみたいになってしまった…

 

その④

まんじゅうの中のあんこ風でもいける気がしてきたので、六方焼きの生地でくるんで、焼いてみる

6層:生せんべいの主張が激しすぎてバランスが微妙

3層:生せんべいの存在感が強くてなんかいまいち

2層:甘味が多めで食べるなら、1層よりも2層

1層:生地とのバランスがよく、こういうお菓子あるかも という感じで食べやすい

 

 

写真の断面は1層のもの。

 

 

いろいろやってみて、六方焼き風中身1層が一番お気に入り。ただし手間がかかる。

生で食べるなら、ばらばらにして1層で食べる。

食感と甘味を楽しむなら、3層でフライパンで焼くかな。

 

 

なんでこんな試行錯誤しているのかというと

 

味は美味しいんです、味は!

ついでに、原材料もすばらしいんです!!

ただ、私には甘すぎて…でも、食べたい…という葛藤からこんなことに(笑

 

黒糖:米(国産)、黒糖、食塩、小麦粉
白 :米(国産)、上白糖、蜂蜜、食塩、小麦粉 

 

一番びっくりしたのは、黒糖。しかも、沖縄産。

普通、黒糖って高いので100%配合ってあんまりないんですよね。

黒糖風や黒糖+白砂糖というのが多くて、ほんとにすごい。

 

逆に100%黒糖なので、味に癖が出て甘味が強く出てるのかと。

でも、贅沢な使い方。

 

 

こういう志の高い企業には、今後もがんばってもらいたい!

応援してます

 

総本家田中屋