自分は、慣行栽培 → 有機栽培 → 自然農 と畑の方針を変えてきました。
有機栽培から自然農へと変えてく途中に、この本いいかも?と購入して読んだものの、なんとなくしか理解できずお蔵入りだった本。
自然農もなんとなく知識がついてきて最近、なんとなーく改めて読んだら、もんのすごくいい本でした。
びっくりした。
続・無肥料栽培を実現する本
岡本よりたか 著
何がすごいって、奥が深い。
例えば、草木灰だと カリが多い、ミネラルが多い、という説明が多いですが、
この本だと、
草や木の中のミネラルを取り出すのに、ミネラルは燃えないので、燃やして灰にして取り出すのが簡単だからとか。成分も、ほぼすべて掲載されています。
アブラナ科の植物は土壌消毒にいい、と知っていましたが
この本だと、クエン酸が出る、土壌の成分を溶かして吸収率を上げる~等。
知っている知識のその先の説明があるので、今までこうだ!と知っていた内容も、
これこれこういう理由でこうだ!とわかるようになりました。
ものすごくすっきり そして、面白くて楽しい。
もっと世に広まってもいい本だと思うんですが…タイトルがいまいちかもしれません。
無肥料栽培 というよりも今だったら 自然農というワードを入れた方が絶対いい!
本の内容は、自然農の仕組みや考え方、自然界の土にいかに近づけていくかという、まさしく自然農の極みみたいな本。
それに必要な深い知識本。
自然農のすべて、教えます。 これで土の世界を知り尽くせ!
とか、こんなタイトルでもいいと思う(笑
ただ、読み手は選ぶと思います。
中級~上級者向け。
気になる方は是非におすすめです~
スッキリするかも?!