最近、ベランダに増えたクサカゲロウの幼虫ですが
ちょっぴりマイブームだったりします。
ふっと気が付くと、わさわさ動いている小さいゴミが気になってしかたない(笑
そして、みんな背中に背負ってるものが違うので、見ていて楽しい!
写真を撮ってもピンボケが多いのが残念ですが…。(私のカメラはしょぼい…)
白いものをたくさん背負ってるのは、カイガラムシのガワかしら…
捕食した後、背負うこともあるらしい
これだけ捕食したんだぜ!という勲章かもしれない?みてみてー
ひときわ目立つ個体がいるな、と写真を撮ってみたらハードなものを背負っていらっしゃる(笑
白いのは軽石かなぁ…茶色いのは…軽石の変色したものか、なんか土関連?
一度背中につけて取れなかったら後悔しそうかも!?お…重たいかも…
それぞれ自分のお気に入りを背負ってるのでほんと面白いわー(笑
動かない塊を発見。
中に白い綿みたいなものが入ってる?
調べてみると、クサカゲロウの蛹らしい。
こんな所で蛹に!
その上を、クサカゲロウの幼虫が歩いていましたが中を覗き込んでそのまま立ち去ったので留守なのか、共食いはしないのか…
そう思うと、テントウムシって隙があれば共食いするのでかなり獰猛な気がする
〇クサカゲロウ(臭蜻蛉)
幼虫:アブラムシが好き。肉食。
アブラムシがいなかったら、カイガラムシやハダニ 等食べる
大食漢で幼虫時代にはアブラムシを600匹ぐらい食べる
大顎で虫を捕らえて、そのまま体液を吸い取る。
成虫:植物の花粉や アブラムシの出す甘い排泄物を食べる
幼虫の捕食方法ですが、 吸収顎といって獲物を捕らえる+吸う がセットになったすばらしい顎を持っているようです。これはすごい!
クサカゲロウって、草蜻蛉で草むらとかにいるから?と思っていたのですが
一部のクサカゲロウがくさい臭いを出すから、という理由で 臭い蜻蛉だそう。
においを出さない子たちは、完全に巻き込まれ損。
まぁ、つっついたり刺激しなければ関係無いのでうちはウェルカムだけどね!
むしろ、もっと幼虫ください。
アブラムシとの関係が、幼虫は捕食するのに、成虫になったら排泄物くださいとか
よーく考えると酷い話かも(笑
壁に産み付けられた カメムシの卵。
実は初めて見ました。
一言。
ものすごく、硬い。というか、硬すぎてびっくりした。
こんな硬い殻、どうやって幼虫は出てくるんだろう…と調べると、下記のような記載が。
「卵には缶詰めと同じような蓋があり、中の子はその縁を割って蓋をはずすのです。」
扉付きの頑丈ないい家に住んでるのね…そして、1匹がフタを開けて出てくるとその振動を感じでみんな一斉に出てくるとの事。
いやー、生存戦略もすばらしいぞ…カメムシ。
しかーし!
クサカゲロウの幼虫たちは、このカメムシの卵も幼虫も襲いに行くみたい。
もちろん、クサカゲロウの幼虫たちを応援しまーす!
毎回思うけど、虫の世界って面白いなぁ