畑に生えて欲しくない雑草、抜いた画像(根っこ)も踏まえてご紹介。

(1年畑で生やして様子見た結果)

 

・ナンバー1「世界的に指名手配されてる チガヤ」

 

生命力から繁殖力含めて最強レベル。

道端を歩いていたら見ない日はまずないだろう、というレベルのチガヤ。

 

密集地の30cm×30cm区画を掘り起こした結果

1本50cm以上の根っこがわんさか。

もう、枝の束(笑

 

チガヤの根っこですが、白くてツルツル、基本まっすぐ進み続けて小さい根っこはなくほぼ白い棒。

途中分岐して、さらにまっすぐ進むので根っこの一部を見つけたら 引っ張る。

すると すーっと抜けることが多いので、写真のように棒みたいな根っこがたくさん取れます。(ちょっと楽しい

 

地面の中が進みにくい時は、地上に出て伸びます。

前に畑で草に足をひっかけた時、地面を見たら 地表に出たΩ状になったチガヤの根っこでした…(すぐに抜いた

 

ちなみに、サトウキビの近縁らしく地下茎の新芽や若い花穂はほんのり甘いらしい。

 

 

・ナンバー2 「荒れ地の殺し屋 セイタカアワダチソウ」

黄色い花が咲き、ブタクサとよく間違われる切ない植物。

セイタカアワダチソウの花粉は重たくて風に乗って飛ばないんですよね

花の無い時期は、いろんな虫が花に来てる。

 

こちらも生命力、繁殖ともに絶大。

 

チガヤと違って問題なのは、地下茎・根っこから出るアレロパシーが酷い事。

上の写真でいうと、草以外の部分全部からでる感じ。

 

根っこもチガヤと違って柔軟性があり、縦横無尽に進むうえ、小さい根っこで地盤を固めつつ進むので抜きずらい…

そして、伸びる、周りの植物をアレロパシーで殺しにかかって、更に伸びる…という。

 

なので、気が付いたら荒れ地がセイタカだらけ、というのは納得。

 

うちは畑の隣にセイタカの本拠地があるため、そこからどんどん畑に浸食されているようで…とにかく、敷地内に見かけたらどんどん抜く、という方向でやってます。

 

 

・ナンバー3 「そんなに悪い奴じゃない スギナ」

基本的に嫌われ者のスギナですが、上の二つに比べたら全然です。

たしかに、地下茎は太いしツクシも出たりするけど、邪魔になればちぎればいいし、まわり掘り起こせばいいや、とい感じ。

ただし、ずーっとほっとくと大御所になってごつくなって、地下茎も太くなるので駆逐、というより気になったら手入れでいいかも。

 

生命力はある方かな。

千切れた草からも根っこが生えて増えるけど、すぽんって抜けるので むしろ申し訳ない気分に(笑

 

スギナの地下茎は上に出ず、地中オンリーという感じ。

冬になると、黒くてカスカスの根っこも出てくるのでいつでも元気な感じはしない。

 

ついでに、夏場とかはスギナに朝露がいっぱいついて、周りの植物は潤ってた(笑

昨年の酷暑、スギナのまわりだけ植物が元気だったのよね…(適度な日陰と水分提供)

 

 

畑から駆逐したい雑草は、今の時期に対応しとくと楽です。