ちょっとだけ気温が落ち着いた日だったので久しぶりに畑へ…
最近朝なのに30度とか、早朝熱中症経験者からしたらとても怖くて行けず。
って、えらいことになってるぅっぅ(汗
マツバゼリがやばい…
いろんな雑草を生やしに生やしまくった結果、ちょっとだけ雑草がわかるようになりました(笑
自分的な雑草との付き合い方をまとめてみました。
余談。
雑草の生長点は、だいたい地面すれすれの場所が多いです。
ここが残ると、上を切ってもいつまでも生えてきます。
〇これだけは絶対抜いておきましょう
「アカカタバミ」
表面に一本、赤いカタバミの葉っぱが見えたら地面の中はもう根っこまみれです。
これの怖さを思い知ったのは、植木鉢でキクイモを育てていたら突然枯れました。
根元に一本のアカカタバミ。
植木鉢をひっくり返してみると…なんと、土が出てきません!
すべてアカカタバミの根っこorz 9割根っこ、1割土。
人間でいうと毛細血管のような微細な根っこを大量に張り巡らせるので、
他の根が入る余地がありません。
うちの畑も気が付かないうちに生えてしまって、スコップが入らないとか
えらいことになりました。
秋になったら生息地の土を全部ひっくり返す予定。
根っこがつながっているので、1本見かけたら丁寧に掘り返して根こそぎ抹消お勧めです
〇結構しぶとく、切っても切っても生えてくる
「マツバゼリ」
調べてみると、” 在来種を駆逐する恐れがあるため、多くの地域で有害雑草に指定 ”
との記載。
今回、もっさもさになっていますが、毎回切ったり抜いたりしてこれ。
小さい時は可憐で繊細な植物…に、見えますが騙されてはいけません(笑
手が届かないことろは、何度も切っていたのですが、切るたびに太くなり、分結のように枝が分かれしつこいのなんの!成長も早い。
切るととってもセリ科の匂いがします。
たぶんもっさもさの下は日陰で、他の植物はあまり生えてなさそう。
もっさもさにしたくないのであれば、根っこごと抜くか、地面すれすれを切るかで対応。
〇そんなに悪いやつじゃない
「スギナ」
スギナは、多くの場所では悪として書かれることが多いですが、考え方次第。
酸性土壌に生えるのに、本体アルカリ性。
勝手に土壌改良をやってくれる植物だったりします。
出てくる葉も、垂直に一本伸びるのでわかりやすい。
私は、基本抜きません。
苗を植えるときに邪魔だったら部分的に抜く感じです。
根っこも素直な棒みたな感じですし。
根元から切って、通路にばらまき。
切っておけば、地下茎に栄養がいかず太らないので、生える→切るの繰り返し。
ただ、時々りっぱな地下茎になる場合があるので、それが畝の中にある場合は掘り出してぽいっ。
初めてここの畑を借りた時、スギナだらけだったので極限まで掘り下げたらものすごく下の方にごぼう並みの超太い地下茎がありました(笑
〇生える場所次第で大活躍
「メヒシバ・オヒシバ」
ほっとくと、ものすごいごっつい根っこになりスコップぐらいじゃ抜けなくなります。
と言っても、畝肩に生えていれば雨による畝崩れが防げたり、通路にあれば土壌の硬化を防いでくれます。
イネ科は踏まれても強いので、むしろ通路に生やしてカーペットみたいにしてる(笑
畝に生えてきたら小さいうちに、通路に移植
そんな感じです
伸びてきたら、切りそろえるとなお良し
代表的な種類を書いてみました。
他にもまだまだ生えているのでご紹介できればと思います。
土壌にも相性があるので断言できませんが、「雑草はすべて悪ではないよ」とだけはお伝えしたいです。