ベランダで育てていたクロアゲハのご報告です。

 

あれから続々と羽化し、

ナミアゲハ×オス1、クロアゲハ×オス4、クロアゲハ×メス1

というとてもオスに偏った性別で無事飛んでいきました。

 

その後、気が付くと15個ぐらい新しく卵が産みつけられており

うちの文旦は結構限界までハゲになってしまったため、やむなくお別れを…

 

孵化してしまったのは、潰したり手が届かないとことは叩き落としたり…ごめんね

 

 

そんなある日。

レモンの手入れをしようと、ベランダに出た所…なんと、幼虫が葉っぱを食べているではありませんか!?

(文旦の下に小さいレモンの鉢がある)

 

「あっ」

 

と、声を出すと 離れた所にいた幼虫は、食べるのをやめてすーっとUターン。

普通は、じっと動きを止めて様子を見るんですが。

そのまま近寄って行ったら、 にゅ っと臭角 で威嚇。

…まだ、何もしていないんですが…

 

レモンはまだ余裕があったので、幼虫の乗った葉っぱを切って

食べられても問題のないレモンへ移動しようと葉っぱを近づけた所、なんと葉っぱに自分を瞬間固定しました、糸で!!すごい!

 

これらを推測すると、たぶん前に幼虫の処理をした時の生き残りで

葉っぱから落とされたけど助かった とかなのかなぁ…と。

 

ついでに、しっかり探すともう1匹いたのですがこちらは人間側から見えないように

太い枝の裏側に縦にぴったりくっついていました。

 

人間への不信感満々で、本日無事羽化したのですが人に寄ってこない…

というか、室内で暴れまくって、いつもは手を出すとすんなり乗って外に出すのですが、手に乗せた瞬間 いやじゃー!!! と言わんばかりに暴走…orz

 

暴れまくるので、窓を開けてなんとか外に出した、そんな感じです。

最後まで人間不信なまま飛んで行きました、記憶力すごいな…

 

 

そして、現在…

ベランダで水やりをしていると、ふらふら~っと自分のまわりをクロアゲハが飛んでいます。

なんてメルヘン(笑

と、見守っているとそのまま文旦の葉に産卵。

しかも、ものすごく偏った場所で産みにくいのか、ぐぬぬぬぬっ という感じで頑張ってる(笑

 

しかも目の前で、産み終わったらパタパタ~っと。

見てみて、産んだよ~ なのか、

産んだから後は面倒見といてね~ なのか(爆

 

 

葉っぱを見て思い出した。

これは、一番初めに羽化して飛んでったメスが育った葉っぱですね!

うん、このクロアゲハはもしかしてうちの子かな?

育てたいけど、葉っぱないんだよぉぉぉ…ごめんよぉぉ

 

と、その後何度も何度も来るので2匹保護。(自分チョロ

だって、確立を考えると オスメス、ともにうちの子の可能性が高く…

これは育てるしかないな、と(無限ループ・笑

 

 

とりあえず、レモンに移動した所、二匹並んで仲良く

翌日…あれ?一匹しかいない…

 

悩んだ結果、室内に保護することにしましたが…

ものすごく抵抗されました。

まだ1齢のミニサイズなのに 体全体を使ってぶんぶん激しく抵抗。

これはもしかすると、いなくなったもう1匹は目の前で蜘蛛とかに連れていかれたのかも

 

虫は同類が見えるところで襲撃されると、すごく見てすごく覚えるので

その後の性格や行動にも多大な影響を与えるんだなぁ…と改めて勉強になりました

 

今度こそ、ラスト1匹。

のんびり育てたいと思います。警戒心すごいけどね…