さて、突然ですが

 

ベランダの植木鉢にコガネムシの幼虫が侵入!!

どうすればいいの??!

 

について、二年間突っつきまわした結果をお伝えしたいと思います(爆

 

・まず、植えてある植物の被害状況を見ます。

 バラや木系は、根こそぎ喰われると復活は難しいと思います。

 ネギやイチゴの場合、根っこが丸ハゲでも土にさして、日陰で水をやりつつ様子見。

 しばらくは根がないのでぐったりしていますが、半分以上復活。驚きの回復を見せました。

 

 木系も望み薄ですが、挿し芽や接ぎ木、水に入れて延命とかダメ元でやってみてもいいと思います。

 大切な植物ならなおさら最後までやらないと後悔が残ります。

 

 

・コガネムシの幼虫が発見された土

 虫が大丈夫な人に限られますが、目視で土の中にいる幼虫を取り出して始末。

 

 

ここが大切ですが、この土。決してすぐに使わないでください!!

※土を捨てたらもったいない派の人

目視できないサイズや卵が入っている可能性が大です。

 

・私のやり方

目視で幼虫を取り除いた後、ビニール袋に土と軽石等すべて入れます。

理想はビニール袋で2重。

他に、あればですが、その辺に生えている雑草を根っこ付きで適当に入れておきます。

根っこのゴミや小さな木片とかも入れてOK。

 

放置して最低3か月~最長半年。(ほったらかし

 

開けると、だいたい幼虫がいるので始末します。いなければラッキー☆

この半年間の放置で卵だった幼虫も大きくなり、見逃しが無くなって安全な土になります。

木片や根っこ等は幼虫が食べて育つので、ほぼさらさらの土しかない状態+幼虫の糞などの有機物込みなので野ざらしよりも土の状態はよさそう。

 

私は市販の土と混ぜて使ってます。

元の土の成分によっても違うと思うので、そこは臨機応変に。

 

袋の口も閉めてるし、夏場は軒下でも日光が燦燦と当たってるので幼虫は蒸し焼けに!と期待もしましたが、ベランダの軒先レベルではダメだったようで、普通に元気に育っていました。

むしろ、中に水滴がたまってべちゃべちゃになっていたので、自分は日陰に置いています。

 

 

悲しい事に毎年どこかの鉢に卵を産みにやってくるコガネムシがいるようで…帰巣本能なのか来なくていいんですけどね、むしろ来ないでおくれー(叫

 

 

追記。

2025年、ついに越冬コガネムシの幼虫を植木鉢から50匹弱発見。(涙

越冬コガネムシ幼虫は、すでに体は大きいため土を全部ひっくり返して袋に一旦詰める。

1週間ぐらいして、改めて確認すれば大丈夫そうです。

 

越冬するのは、昨年の間に成虫になれなかった個体なので基本的に大きいものが多いです。念には念を、という事であれば、袋につめて1か月ぐらい放置しとけばよさそう。

 

ちなみに、春先冬眠から目覚めて活動するので、3~4月の植物が元気になる時期にぐったりしていたらいる可能性を疑った方がいいです。

幼虫も春先に目覚めて、成虫になるためものすごく食べるので…