ベランダで育てているイチゴ。
とてもいい状態で今年は期待大!! と思っているうちに、
みるみる葉っぱが穴だらけになり、ぼろぼろになり…探しても犯人わからずで
うがー!!っと、やけくそに 葉っぱをぶんぶん振り回したり、根元の土をひっくり返したりしてたら突然、ぽろっ と枝が…
枝…えだ?
不信感いっぱい で じーっと見ていると、先端がシュモクザメのようなT字になっており
高速に上下に震えだしたあぁぁぁぁ、こわっあぁぁ(汗
ピンセットと虫捕獲ケースを持ってきて、ぽいっ
手足が前方と後方にしかないので、シャクトリムシ系?
高速に震えていた頭だと思っていた部分は尻でした。
よくある 尻を頭に見せて~ってやつ。
見事にひっかかりましたよ、チョロイな私(笑
あの高速な動き…たぶん、威嚇?
初めて見たけど、素直に怖かったよ…
たぶんイチゴを食べていた犯人?と仮定して、土の栄養に…とも思ったのですが
ベランダの土は分解能力が低いので、畑に持って行って栄養分にするか~っと、一旦保留。
虫捕獲ケースにその辺の雑草をぎゅうぎゅうに詰めてフタ。
調べたら、ほぼ何でも食べるみたいなので。
畑に行くまでとりあえずのご飯
さて、翌日から冷え込みイモムシはどうなったのかな~っと数日後に見ると
なんか、草の中で干物みたいになってた…
蛹になるのかな…とも思ったけど、数日間こんな感じだし、
でも、つんつんしても動かないけど、死後硬直みたいな硬さはない。
捕獲から4日~5日たったし畑に埋めてやるか、と捕獲ケース片手に畑まで行き、いざケースのフタを開けると…
え?え…?誰?
艶々の肉体、キラキラした瞳。手足もしっかり出てて、草をつかんでる。
しかも、シャクトリ虫の 決めポーズ Ω で(笑
3時間前は干物だったよね?(爆
まるで、乾麺をお湯で戻したかのような印象(驚
写真を撮ろうかと思ったけど、カメラ忘れたし…なんか、…畑に逃がすか?
と、イモムシを見つめていたら
相方「イモムシ?」
私 「蛾の幼虫です」
相方「…ニッコリ」
今回、幼虫を見て思ったのは 短期冬眠モード?みたいなものがあったり、
寒い時の体の防衛反応がちゃんとあるんだなーっと。
復活速度にはびっくりしたけど。
たぶん、寒い外に出してあった虫ケースを畑に持っていく前に暖かい室内に入れたこと、
また日光の当たる場所で暖かくなった事で目覚めたのかな、と。
調べると、越冬幼虫は凍らないように体内に「グリセリン」という物質を作る能力があるらしく、自分たちが気が付いていないだけで越冬してる幼虫は結構いるんじゃないかと思った
いやー、なんだかんだと勉強になりました