さて、いよいよ蛹です。
調べてみると、クロアゲハは大きい部類に入るらしく5~6cmぐらいで
蛹の準備に入るそう。
うちは、あと1~2日はかかるかなぁ…?
蛹になる前に、液体の便を出し、その後蛹になる場所を求めて旅立つらしいので
一応手作りボックスカバーをかぶせた所、ウロウロし始め、
ボックスにくっついたり戻ってきたり…うーん、まだサイズ小さいし、液体の便も
出てないしなぁ…
と、寝る前に再度確認したら、やっぱりボックスと葉っぱを行ったり来たりして
落ち着きのない感じ。
でも、液体の便出してないし、蛹にはまだ早いと思うんだけどな…と
朝を迎えると、あらま(苦笑
心配しましたが、下に液体っぽい便が落ちてるし、普通とはちょっと順序は違うけど
ぐるぐるさまよった挙句、おうちに帰ってきた模様(笑、おかえり!
前蛹で、これから蛹になります。
翌日。
おー、よく知ってる蛹だー!
蛹にどうやってなるのか理解していませんでしたが、脱皮するとこの蛹になるのか。
イモムシの皮の下は、あの形なのか…不思議
で、足元に落ちてたこれ!初めて見てびっくりしました…か…顔?
イモムシの皮と、顔付の脱皮。
無事に蛹…に…と、思ったんですが、よーく見ると、葉っぱに糸かけしてるぅぅ(汗
しかも、地面すれすれの所で蛹になったので、
日に日に葉っぱが枯れて、地面に蛹がぶつかりそうになったので…急遽引っ越しを決定。
じーっと見てると、ぴくっぴくっと動いており
ポケモンのトランセルを思い出した(爆、かわいいな
蛹が安定するまでの3日間はなんとか待って引っ越し。
蛹の中は、ドロドロ状態なので動かさないほうが賢明。体作り変え中かな。
イモムシ専用の足とかは溶かして別のものに作り変えるそう。
蛹になって4日後。
艶が無くなって、乾燥して固くなった。
蛹の背面。
蛍光緑がまぶしい。
蛹の場所に失敗したときは、蛹ポケットを作ろう。という方法が載っていたので
参考に作ってみました。
葉っぱは、本人が気に入って糸かけしたので残しておきます。
蛹ポケットに入って、4日後。
5日後、なんだか色合いが…
6日後。8:31
急に黒くなってきた気がします
12:07
体は真っ黒、頭部が透けてきました。
15:16
全体的に乾燥してきて、頭部もパリパリ感
16:04
蛹の蓋が開く、ハッチみたいな場所がパリパリに。
17:16
全体が乾燥して、外側と本体の間に空気の層がある感じで…
もうすぐ出るな!!、夕飯食べたらしっかり観察するぜ!!
と、思ったら
18:41 すでに出てる(笑
羽に赤い柄があるので、レディかな
しかも、羽の伸び方を見ると結構前に出てる感じで
まさしく夕食中を狙って羽化したもよう(笑
口を伸ばしたり、丸めたりしてました。ぴろーんぴろーん
…私が作った割りばし止まり木セットには見向きもせず、
不安定な枯れたMY文旦の葉にくっついてました。
好みに合わなかったようで残念
その後、どうするか迷ったのですが夜だし、室内で飛んでしまっても羽を痛めてしまうので
羽が伸びた段階でお外に出しました。
木陰にこっそり置いて、一晩お外で羽を乾かして朝飛んで行ったらいいな、と。
翌朝、見に行ったらまだ羽を広げたまま枯れたMY文旦に止まってました(笑!!
足音にびっくりしたのか、飛ぼうとしてぼとっと落ちて、ばたばた、ぼとっ っと落ちたので焦りましたが、その後普通に飛んでいきました、よかったー!!
脅かす気はなかったんだ、ごめんよ(涙
成虫の寿命は約2週間。
小さかったり、ちょっと癖?のある子だったみたいですが
無事蝶になって飛んでいったので満足。
自由に生命を謳歌してもらえれば!
初めは適当な感じでしたが、とっても勉強になったし楽しかったです。
蝶の生体に詳しくなりました(笑