今年初めて、ハクビシンにイチゴを盗られました。

悔しいので、徹底的に調べてみたので参考にしてみてください。

※畑に特化、個人的検証です。

 

①被害にあったかどうか

すぐにわかります。

まず、ぱっと見て、赤っぽいイチゴがありません。

イチゴのヘタだけ落ちている、ヘタとちょっとした実がついているのが落ちている。

これはハクビシンが犯人です。

器用に実だけ食べて、ヘタはきっちり残していきます。

 

②ハクビシンの生態

・夜行性で、昼は寝ている。

・巣と食事処は近いので、畑がしょっちゅう被害に合うようであれば近くに巣がある。

・イメージとしては、猫が近い。しなやかで器用。

・隙間が6cmあれば、中に入れる。ネットの上や棒もよじ登り可能。

 トウモロコシの皮もむける。

・基本雑食だけど、甘い果物が大好き。(イチゴやトウモロコシ、スイカ、完熟トマト等)

・獲物は、目と臭いで探している。

 

③対策

・ネットを設置している場合、まずは隙間が無いかチェック。

 

うちは、イチゴとニンニクのコンパニオンプランツをしているので、変な形態ですが…。

コンパニオンプランツについては後程。

 

ハクビシンは、ネットが重なっている所、ダンゴ状になっている所も見ます。

頭を突っ込んで通れるか確認するんでしょうね…

写真には写っていませんが、一番端っこのネットをまとめている部分とか危険。

手をグーにして入る場所があったら、侵入可能です。

結構浮いてる箇所があります。

 

ピンで抑える、土をかける(ネットの端を埋める)、後は支柱をネットの上に置いて支柱をピンで固定等

 

気を付けていたのですが、入られてから入念にチェックした所

端っこに少し隙間がありました…なめてたー…むしろよく見つけたなぁ…と

 

・臭いで嫌がらせ

ニンニクや石油系の臭いが嫌い、との事ですが・・・

ニンニクについてはなんとも。

何故なら、うちはイチゴとニンニクを交互に植えてるからです!

しかも、ニンニクは裂けてて地味に臭い…でも、真横のイチゴは食べていった…

 

よほどお腹がすいていたのかわかりませんが、ニンニクで防止は確証持てず。

 

・見た目わかりにくく

夜なのに目でも判断できるの?と、疑問ですが人間の常識で考えてはダメだな。

という事で、気持ち隠してみました。

 

赤くなってきたものを、排水溝ネットでかぶせます。

食べにくそうだしね!

 

これなら、完全に日があたらないわけじゃないのでイチゴにもいいかなーと。

普通に置いておくイチゴより、赤くなるのに少し時間がかかりましたが

ちゃんと赤くなりました。

 

 

 

ネットの確認と排水溝ネットで隠す事をやってからは、今の所被害はありません。

ただ、最悪ネットを食い破る、という事もできるのがハクビシンだそうで

そうなったら家庭菜園だと打つ手なしかもしれない、と思ったり。

 

できる限りで自衛は必要かと思います。

がんばって作ったイチゴ、守りましょうー!

 

 

追記2025年

今年はハクビシンの親子か団体様が来たのか、うち含めてご近所のイチゴが一斉にやられました(苦笑

 

最近新しい手口を使う用になった、と聞いたのでそのご報告と対策です。

 

ネットをかけている場合、ネット近くのイチゴであれば、手でこいこいとひっかくようで、ネットがイチゴで真っ赤になるそうです。

前に、ネットの上に鳥が乗って、自分の重みでネットをたゆませて中のイチゴを狙うとかありましたが、みんな結構必死。

 

これの対策は簡単で、ネットの近くにイチゴの実が来ないようにする。

U字をひとまわり大きいものにして、ネットをぴしっとはる。

そうすると、ネットの外側からかりかりしても届きません。

 

後、雨の日の翌日は特に危険です。

お腹をすかせているので、無理やり取ろうとします。

そのぐらいに収穫時期のイチゴがある場合、よりしっかりした確認をお勧めします。

 

対策に自信がない場合は、もう収穫できそうかも…と思うものは保険で収穫しておくのも対策の一つです。

 

明日真っ赤になりそうだから明日収穫だ!→翌日なかった…とかよくある話orz