2003年3月。
ある会社の依頼で請け負った仕事の為、大手広告代理店の
ディレクターと共にクライアントと打ち合わせをしていた。

正直、いけ好かないヤローだなと思っていたが「これは仕事」
と割り切って話を進めていた。

クライアント側が休憩を求め、程なく一服する事となった。
ここで、案の定そのディレクターが話しかけてきた。

「君はドコの美大出なんだ?」と。この手の話はウンザリだった私は
「私は大学すら出ていません。美大なんてトンデモナイですよ」
と毎度のように答えた。
デザイン業に就いて以来、何度も交わした何も得られない会話。

すると大体、ふんぞり返って上目線を強調し対峙してくる。
(あ~またか。つまらねーヤツ)と心の中でつぶやく。

私からは話す気はとうに失せているので手にした資料に
再度目を通す。

「所で君は今の情勢をどう思うかね」と訪ねてきた。
この時、イラク戦争勃発前であった。
「テロからの一連ですか?」と取りあえず答えた。

すると鼻息荒くニヤッとし
「そ。今回は戦争をするべきなんだよ」と声を上げる。
(そ。ってオレ戦争やれなんて一言も言ってねーぞ)と思い黙る。

「これは経済的にもテロの抑止力にもなる。だからやるべきなんだよ」
といい放つ目の前の、クソヤローにポロッと言葉が出てしまった。

「戦争で犠牲になるのは多くの一般人ですよ」
あ~ぁしゃべっちまったと後悔していると

「それは必要悪と言う物だよキミ」
と何処かの政治屋気取りで小馬鹿にしたような面で即答しやがる。

流石に頭に血が昇る感じがした所で、クライアント側の一人が
戻ってきたおかげで話は終わった。
そもそも話だったのかすら怪しい会話。

普段の私なら結構、聞き流せるのだが命を軽く見る輩には
物凄く腹が立つ。死者を冒涜するヤツも頭にくる。
でも、暴力は絶対に振るわない。殴られても我慢。
本当にイカレタヤツ以外なら最後には必ず逃げていく。痛いけど。

オヤジの葬儀の後に、チンピラに理不尽に絡まれて殴られ
手は出したくないからそいつを捕まえて警察に引き渡したら
警察逃がしやがった。(正確には逃げちまったんだろうけど)
(オヤジって自分のね。話の前後だとまるでそっち系みたいなので)

いつも思うのは手先とかすごく器用なのに、
いつまで経っても生き方はすごく不器用だなとしみじみ思う。

週頭からこんな話しでスマンデス。
次はもう少しまともな内容にします。

blogram投票ボタンペタしてね