さっき、テレビで同い年の女優さんが出ていたんです
キラキラ輝いていて 素敵な年齢の重ね方をされているんだなあ〜
そう感じずにはいられなかったのです
現実には、様々なことがあってこの年令まで生きてきたんだけど
最近ね、近しい人達が 居なくなっていくんですよ
当たり前にいらっしゃった方々がね
それが寂しいのかと言えば少し違っていて
居なくなられた方々がもうお会いできない寂しさと言うよりも、
むしろ私はまだこここに居ることが どうなの? て 思う。
年齢とともに去っていかれた人々
それはある意味で順番でもある
時としてイレギュラーもあるのですけど
けれど、この世界に今いる人と、もう居ない人の境界が在る。
そう考えると、私にもいずれ順番が来るし
その順番を否応なしに受け入れさせられるのだろうけれど
だからといって
今会える人たちに無理にお会いしておこうなんて思えない
もしも、私が何かを今求めているのだとしたら
故郷の海に行って
水平線を眺め
風を感じたい
それだけです