昨日の事

オフィスで画面に向かっていた時に、男性の声で、名前を呼ばれた

それも、「・・さん」 ならば、まだ聞き間違えも考えられる尾だけれど

「・・さん、教えていただきたいことがあるんですけど 」

きちんと、言葉になっていて、はっきりをそう聞こえた

現在のオフィスの造りは、自席のが広いフロアの奥まったエリアにあり、横を見ると全体が見渡せる。

けれど、画面に向いていると、パテーションの関係もあり、視界はない。

声は真後ろ、直後というよりは、数メートルの間隔をあけて聞こえた。

あまりに、はっきりしていたので、こちらは、すぐに振り返り答えようとした  

けれど

誰もいない 丁度ランチ時ということもあり、周囲には人のいない空間が広がっていた

 

居ないものはしかたがない 

探す必要もなく、誰かに尋ねるでもない

 

そして、そのあと、ランチに出た

日比谷の大きな横断歩道を渡っているとき

その感覚は来た そう 突然に

 

それは、横断歩道の半ばに差し掛かった場所で

突然、車がぶつかってくるイメージが脳裏に浮かんだ

交差点は十字路で、日比谷通りに、それよりは細い道が交差する

あの、日比谷公園と富国ビルの間の道がそれだ、旧勧銀のあの交差点

公園側の交番から、旧勧銀に渡る途中だ

私と同じように、公園と富国ビル方面から交差点に進入して横断歩道上を左折

その車がぶっかってくるイメージだ。思わず、身がすくんだ、けれど、そこには

1台の車もこない、昼さがりに日比谷通り、車が来ない方が不自然なのに

車が来るイメージはあるものの、現実には来ない

 

なんで、こんなにもリアルに、突然車に襲われるイメージに包まれたのか

先ほどの声と何か関係が

 

現実にはないもないけれど